何処か遠くへ、ぶらりと出かけたい。


若い時は、辛い時や腹が立つことが会った時、仕事帰りでもよく海や琵琶湖へ行った。

誰も居ない夜の水際に車を駐め、独りでぼーっと煙草を吸っていると、何だかすっきりして「明日もがんばろう」って思えた。


山にも行った。

だけども、山道を独り車で走っていると、ゾッとするような事もあったし、ヒヤッとする事もあった。

でも、うねうねと続く道を走っていると、頭がすっきりした。



すっきりしたいけど、今の私は仕事帰りはくたくたで、帰りにスーパーやショッピングモールにちょろりと寄るのが関の山である。

海は遠いし、琵琶湖は家と反対方向だし、山へ行けば熊に遭いそうだし、鹿も出るかもしれない。

何より、帰り道に頭に浮かんでくるのは、可愛くて愛しいすいの顔。

「早くすいに会いたい」と思うと、遠くへ行っている場合では無い。

気が付くと、「すいちゃん…」と呟いている私。

今の私にとって、私の癒しで、私の気持ちを穏やかにさせてくれるのは、何よりもすい。

帰宅して、ばーちゃん託児所へ迎えに行ったら、すいに顔をくっつけて、すい吸いをするのが一番のリセット方法だと思う。


「あたちで癒されたら、次はワンルドカップやでー⚽️」
「すい吸いするときは、おならに注意やでー」