
ここのところ、疲れてるゆりちゃんと私。
小さな小さな事からもやもやしたものが発生して、衝突して。
そんなことを繰り返しながら、月曜も火曜も今日も、仕事帰りに少しだけ二人きりの時間を。
今日も月が綺麗でした。
「あなたの良いところは?」
時々こんな言葉を聞く。
だけど、私は自分の長所が言えない。
人から誉められる事はあっても、そこが長所だとは実感できない。
数年前に仕事の内容がガラリと変わってから、それ一筋に生きてきたものから離れ、得意としていたそれは最早得意な事ではなく。
専門的な知識も持て甘し、そしてその知識も古くなってしまい、今の仕事内容は全く知識を持ち合わせない。
遣り甲斐とか何かとかより、日々次の日の準備に追われ、納得出来ないまま、次の日を迎え…の繰り返し。
そんな日々の中、少しだけあったかも知れない自信は、すっかり失われてしまったのかも知れない。
もともと、自己肯定感の低い人だったのかも知れないが、今は輪を掛けて自己肯定感が地の底に落ちてしまった。
なので、ゆりちゃんと何かある度に、
「自分の人間性のせいだ」
そうやって独り落ち込む。
ゆりちゃんにとっては、いい迷惑だろう。
ゆりちゃんは可愛い。
そして、積み上げてきたものから生まれる、根拠のある自信も持っている。
そして、私のように浅はかな恋愛に裏切られた経験もなく、純粋な心を持っている。
だから、時々、ゆりちゃんが私に愛想を着かして、何処かへ行ってしまうのでは無いかと思う。
そしてまた、自信を失い、負のループはメビウスの輪と化し、から脱出できなくなる。
自信を持ちたい。
なにかひとつでも、自分の長所を胸を張って言えるようになりたい。