ゆりちゃんとえっちしてから、二人はますますラブラブに…なのですが、ゆりちゃんには、長年付き合っている彼女がいました。
「好きです」と言われてから、「好きだなぁ」と思った時から、その人との事はずっと頭にあって、最初は「申し訳無い」って思っていた気持ちが、いつからか「別れて欲しい」に変わっていました。
そして、ゆりちゃんとそうなってからは、「ちゃんとして欲しい」って、ゆりちゃんに言いました。
ゆりちゃんは、「ちゃんとします」って言ってくれてはいたものの、彼女とのデートを繰り返していました。
そして、デート先から「会いたい」ってメールを送ってきたり。
そんなメールを見て、私は「仕方の無い事なんだ」と自分に言い聞かせてはいたものの、彼女と一緒に過ごしてると思うと、気持ちが沈んでしまいました。
そして、どんどん、嫌な、黒い気持ちが膨らんでいきました。

ゆりちゃんが彼女とデートに出掛けたある日、気晴らしをしようと、夜に一人でドライブに行こうと思いました。
ゆりちゃんにその事を伝えると、「一緒に行く」と。
ゆりちゃんと少しでも一緒に居たかった私は、黒い気持ちを抑えて、ゆりちゃんを迎えに行き、二人で夜のドライブに出掛けました。