約一年半前に胃がんステージ4と診断された兄




現在はかなり悪い状態が続いているようです




ガリガリにやせ細り、目は窪み、黄疸が出て、腹水でお腹はパンパン




ガンに詳しい人ならこれがどういう状況なのか察すると思います




私は約7年前にステージ1の胃がんと診断されました




その後再発も転移もなく心臓の病気にはなったけど、それ以外は元気に過ごす事が出来ています




私がガンと診断された時、1番最初に伝えた身内が兄です




その時に兄には胃がんの原因はピロリ菌だから、あなたも感染してるはず、絶対に調べた方がいい‼️




と力説したにもかかわらず、検査を受けなかった兄

会社の健康診断は受けてたようですが、ピロリ菌検査はせず、胃カメラもなし




もしかしたら、あの時すでにガンが出来ており

あの時にちゃんと検査をして治療していればこのような事にはならなかったのでは…




と、何度も何度も思いました




本当に悔しいです




胃がんは未然に防げる‼️




と、ここで声高らかに発信しても身内がこんな事になるなんて





自分は大丈夫と思うのが人間





誰だってわざわざ有給をとって時間もお金ももかかるし、体にも負担があるような検査したくないでしょう





病気が見つかったらその時はその時だ!




ぐらいに考えるかもしれません




私のガンが見つかった時、何人かの知人友人はピロリ菌の検査をして実際に保菌者で除菌した人もいます




その時にしなくて、今回の兄の状況をみて慌ててした親族もいます。その人もまた保菌者でした。




もしあの時私も胃カメラをしていなかったら、ガンが進行して今の兄のような状態になっていたかもしれません




私が最後に兄に会ったのは今年の4月上旬

県外にいるので



それから外見はかなり変わっているらしい




もう会う事はないかもしれない




いつも兄に会う時はこれが最後かもしれないと思いながら会っていた




ただ救いなのは、兄は痛みに強いらしく黄疸や熱が出ていてもしんどくないし食欲もある




そして前向きなのだ




自分は治ると思って治療を続けている




そして兄嫁も仕事を休んで兄に寄り添ってくれている




兄は幸せなんじゃないだろうか




そして最後まで苦痛をあまり伴うことなく、幸せなまま家族に見守られながら天国に行ってほしい





私は泣いてばかりだ






何もできない…






ただただ悔しい…