こんばんは~
昨日は休みだったので、Tverで期間限定で配信しだした「金田一少年の事件簿」(堂本剛)を見ました~
剛もともさかりえも、めっちゃ可愛い~
も~ほんま、何年ぶり
だいぶん前に、友達が買い揃えたビデオ(だったんですよ…)を借りたのが、最後だったと思うし
改めて見てみると、結構殺され方がエグいし、大人な話だし、今じゃ絶対作れない…
何故かシーズン2から配信されてるけど、シーズン1もしてくれるみたいだし、楽しみ~
今週の「スタシカ」ノベルは、ページ数が先週より10ページも少ない…
それにしても、ビックリするぐらい、「チャクホ」と「ダークムーン」のコメント数と差があるわ~
スターワン、派手さが無いからなぁ
(トゥバくんたちはきっと読んでないだろけど)私は応援してるからね~
「スタシカ」ノベル 第12話
12. それぞれの能力
新しい能力が発現したのか試すことにした、スターワンの5人。
まずはタホが親指と人差し指を弾くと、瞬く間にレッスン室が真っ白な星の光に覆われた。
円を描きながら回り始め、銀河のように空中に広がっていく。
タホが再び指を弾くと、今度は床が海に変わり、波がうねり始めた。
そして、夕焼けを作り出すと、再び指を鳴らし、跡形もなく幻想の世界を消した。
「うっ……!」
タホが突然、左目を押さえてしゃがみこんだ。
「どうしたの?ちょっと見せて」
ソルがタホの左目を見ると、さっきの夕焼けのように赤くなっている。
しかし、目が赤い以外は特に異常もなく、痛みも一瞬にして消えていった。
「魔法を使いすぎると、痛くなるのかも」
そう言うタホを慰めるように、アビスは鳥を飛ばし肩に止まらせた。
「俺は限界まで試して、誰よりも強くなりたい。もしまた、この前みたいな事があったら、どんな痛みに襲われたって、俺はこの力を爆発させる」
ユジンの重い決意に、メンバーたちは息を飲んで俯いた。
「とにかく、俺たちにはのびしろがあるって事だし。まずはアイオンの為にどう披露するか考えよう!」
ソルはその場の空気を明るく変えた。
アビスの鳥がユジンの角をつつく姿を見て、メンバーたちは声を上げて笑った。
「アビスの鳥はほんとに特別だよ。召喚獣使いなんて他のグループにいないよ」
タホが感心しながら楽しそうに言うと、色とりどりの鳥たちはアビスの元へ戻って行った。
メンバーがそれぞれ、演出に対してアイデアを出しあっていると、遠くで静かに見守っていたDKマネージャーが話を遮るように割り込んできた。
「そろそろホテルに帰って休もう。もう遅いぞ」
まだ、マスコミが張り込んでいる為、当分はホテル暮らしになりそうだ。
「でも、仕事は再開できるぞ。明日からフルで入ってる」
「もっと休みたかったのに~」
とビケンがある事に気づいた。
「あれ?元に戻ってる」
ビケンの肩のトゲが消えていた。
メンバーたちも、それぞれ確かめると、全員姿が元に戻っていた。
魔法を使わないと元に戻るのだろうか?
必死に練習した甲斐もあり、スターワンのステージ動画は瞬く間に人気動画になった。
ステージを終えたメンバーたちは、ビケンの前に列を作り、”ウルトラビーム”を受けている。
ビケンの魔法でパンパンに張った体がみるみるうちに解れていった。
メンバーたちは、感謝の印にと、飴やミカン、栄養ドリンクをビケンのポケットに詰め込んだ。
アビスの可愛い召喚獣の話になり、ふとタホが尋ねた。
「ところでアビス。伝説の中の召喚獣みたいな、強そうな動物は召喚できないの?」
「考えたことなかったけど。もっと強くなればできるかな?」
「天使とか召喚するのもカッコいいかもよ」
「守護天使?確かにカッコいいね」
そんな雑談を聞きながら、ソルはあの日以降、誰も姿が変化していない事を考えていた。
激しく魔法を使うと痛みが走るが、限界に立ち向かう事で、最初とは比べ物にならないほど、能力が高まっている。
周囲を見回していたタホが小声で言った。
「魔法書を研究してみるって言ったじゃん?これまでに分かったこと、1回聞いてくれるかな」
散らばって話していたメンバーは、タホを囲むように座り、彼は数週間持ち歩いていた魔法書を取り出した。
1人づつの魔法の能力がだいぶんハッキリしてきましたね~
まぁ、アイドルのステージ魔法から、どうやって世界を救う戦士の魔法になるのか、どうしても不安が拭えませんが笑笑