こんばんは~
我が家にもついに「ELLE KOREA」がやって来ました~
ヨンジュン表紙で~す
どのページ見ても、カッコいい~~可愛い~~
サマソニ、決まりましたね~
ま、私の体力では到底無理なので、イルコンを待ちます~~
でも、トゥバくんたちが日本に来るだけで嬉しい
今日は「スタシカ」ノベルの更新日。
せっかく魔法が使えるようになったのに、覆面集団に襲われて、どうなるスターワン
「スタシカ」ノベル 第11話
11.聞かないことに
数時間がたち、ソルの病室にいるDKマネージャーが、覆面集団の襲撃が大騒ぎになってると伝えてきた。
襲撃にあった時、DKマネージャーの強大な力が自分たちを守ってくれたはず。
でも、今の彼はそんな事はおくびにも出さない。
「そうやって押し通すことにしたんですか?」
「なんの話か分からないな」
そそくさと荷物をまとめるマネージャー。
「この件については…これ以上聞きません」
ソルは返事のないDKマネージャーの広い肩を見つめた。
「ソル」
マネージャーがソルに何かを投げた。
「あれ?」
それは無くしたと思っていたサイコロ。
「どこで見つけたんですか?」
ソルは尋ねようとするが、マネージャーは人差し指を口に当てていたので、それ以上聞けなかった。
とにかく返ってきたサイコロから、恋しかった温もりが全身を包んだ。
スターワンの襲撃の映像は、様々なニュースに取り上げられ、騒動を避けるため、仕事はすべてキャンセル、動画も出せない状態だった。
「あのさ、俺たちの魔法のことなんだけど…身を守れるものってないのかな?」
ソルの問いかけに、光の筋を放ってみるアビス。
「その光の筋は人を貫いたり出来ないのか?」
ユジンが真剣に尋ね、アビスはお菓子の袋に光の筋を向けた。
しかし…何も起こらない…
「じゃあ、今度はソルさんがやってみてよ」
ビケンの言葉に、ソルが両手を合わせると炎が現れた。
ステージで使うのと反対に、炎を密集させ硬い球体にすると、みるみる大きくなり、レッスン室の天井にまで届くぐらいになる。
「ソル、そのぐらいにしておけ!」
DKマネージャーが何度も止めようとするが、ソルは自分の力の限界が知りたかった。
だんだん息が上がり、ふと悪夢がよぎったが、そのままひどくなる痛みをこらえ、炎を大きくするソル。
やがて、炎はゆっくりと中央に集まり、長い矢のような形になった。
メンバーたちが唖然と見つめるなか、ソルは炎の矢を手繰り寄せたが、その時焼けるような痛みが走り炎を落とした。
巨大な炎は一瞬にして消え去ってしまった…
心配そうに駆け寄ってくるメンバー。
ソルは大丈夫だと手を左右に振るが、鋭い痛みが耳に走った。
激しい痛みに両手で耳を抑えながら倒れこむと、一瞬で痛みが消え、固く尖った何かが手に引っかかっている。
「ん?」
耳の上の方に尖った骨が出ている。
レッスン室の鏡で確認すると、案の定異質な何かが付いていた。
そして、メンバーたちを見たソルは、言葉に詰まってしまった。
「アビス…それ…」
アビスは振り返って鏡を見ると、真っ白な羽が背中についていた。
「な、何これ?」
ユジンは鏡を見ながら、頭に生えている角を触っている。
「ユジンさん、大丈夫?」
「とりあえず、痛くはないな」
ビケンを見ると、Tシャツの肩の辺りからトゲが生えていた。
彼も不思議そうな顔でトゲを触っているだけだ。
最後にタホを見ると、みんなと違い大きな変化は無い。
近くに寄ると振り返ったが、目が合ったソルは肩を震わせた。
タホの瞳の色が瞬きをする度、緑、赤、青と変化している。
なぜこんな事が?
その時、心臓にピリっとした痛みが走った。
メンバーを見ると、みな変形した部分や胸を掴んで苦しそうだ。
痛みはすぐにおさまり、全員レッスン室に寝転んだ。
DKマネージャーだけが、こうなる事を知っていたかのように、冷静にメンバーを見つめていた。
「もしかしたら、無理して試したことで、隠された姿があらわれたのかも…」
とタホ。
「本当に新しい能力が発現したのか、実験してみよう」
ソルは決心した。
お~、今回は「Nap of star」のイメージが登場してきました~
世界観はだいぶん違う感じですけどね…
でも、ユジンがアビスに「人を貫けないのか」って言ったのは、ちょっと穏やかじゃないよねぇ…
これから覆面集団との血みどろの戦いが待ってるんだろか…
ま、ちょっと話が進んできたんで、結構楽しみになってきました~