◾️「また、わたしは大きな声が神殿から出て、七人の天使にこう言うのを聞いた。「行って、七つの鉢に盛られた神の怒りを地上に注ぎなさい。」 

 

そこで、

 

◾️第一の天使が出て行って、その鉢の中身を地上に注ぐと、獣の刻印を押されている人間たち、また、獣の像を礼拝する者たちに悪性のはれ物ができた。 

 

◾️第二の天使が、その鉢の中身を海に注ぐと、海は死人の血のようになって、その中の生き物はすべて死んでしまった。 

 

(私見)   どれほどの悲しみと侮辱を耐えてきたことか。謙遜そのものな「尊さ」が耐えなければならなかったものの前にこの裁きは正しい。涙も慟哭も天使達によってハレルヤへと挙げられていく。

 

◾️第三の天使が、その鉢の中身を川と水の源に注ぐと、水は血になった。 そのとき、わたしは水をつかさどる天使がこう言うのを聞いた。 「今おられ、かつておられた聖なる方、 あなたは正しい方です。 このような裁きをしてくださったからです。 この者どもは、聖なる者たちと 預言者たちとの血を流しましたが、 あなたは彼らに血をお飲ませになりました。 それは当然なことです。」

 

 ◾️わたしはまた、祭壇がこう言うのを聞いた。 「然り、全能者である神、主よ、 あなたの裁きは真実で正しい。」 

 

(私見)   ここは  Basically saying "Hallelujah ".  これは「マリアの讃歌」を彷彿とさせるが、さらにそれを超えて先へと逝っている。マリアの讃歌はどれ程の慈愛によるものかここと読み比べるとはっきりと理解できる。本来においては平和的なイメージのローマンカトリックで教えているハレルヤの域を遥かに超えてしまっている。このハレルヤの賛美は まさに終末的。わたし達日本人の祝辞の理解には入らない。しかし最も聖書的なハレルヤ、賛美がこの様なものである事は変えてはならない事で「畏れて・萎縮し・平伏すべき」。

 

◾️第四の天使が、その鉢の中身を太陽に注ぐと、太陽は人間を火で焼くことを許された。 人間は、激しい熱で焼かれ、この災いを支配する権威を持つ神の名を冒瀆した。そして、悔い改めて神の栄光をたたえることをしなかった。 

 

◾️第五の天使が、その鉢の中身を獣の王座に注ぐと、獣が支配する国は闇に覆われた。人々は苦しみもだえて自分の舌をかみ、 苦痛とはれ物のゆえに天の神を冒瀆し、その行いを悔い改めようとはしなかった。 

 

(私見)   破傷風に似た症状が出る疫病がいつか将来流行るのかもしれない。ちょうどコロナが流行ったように。(破傷風は英国の風土病、でも英国人は これ用のワクチンをみんな打ってます)。

 

◾️第六の天使が、その鉢の中身を大きな川、ユーフラテスに注ぐと、川の水がかれて、日の出る方角から来る王たちの道ができた。 

 

◾️わたしはまた、竜の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。

 

(私見) 

政治的に見ると面白い。

▫️竜::  独裁的で残虐な魔性。

▫️獣::  屈従した者達の貪欲さ。

▫️偽預言者::  虚言を吐く宗教者。

◉ たかだかそんじょそこらの虚言ではない様ですね。普通の政治家が顔を赤らめる様なまさに前代未聞、厚顔無恥の虚言、人間としての分別と、どの時代のどんな人種間の正義にも反し、政治的な目的のため。宗教によって正当化すれば霊の人は狂うと思います。恐るべし、虚言を吐く高位聖職者。

 

▫️口から:: 言語的な、

▫️蛙のような::  低俗な、野卑な、下品な、

 (比喩とは言え蛙さんが可哀想です、)

▫️汚れた::  心のままに生きてきた者達の汚れ、

▫️三つの霊:: そのままに3種類の

 

▪️これはしるしを行う悪霊どもの霊であって、全世界の王たちのところへ出て行った。それは、全能者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。

 

(私見)   しるしを行う悪霊どもの霊:: オカルト的な超常現象。

 

◾️見よ、わたしは盗人のように来る。裸で歩くのを見られて恥をかかないように、目を覚まし、衣を身に着けている人は幸いである。

 

◾️汚れた霊どもは、ヘブライ語で「ハルマゲドン」と呼ばれる所に、王たちを集めた。」

 

 

(私見)   悪霊による超常現象によって世界中にそうした言語的な発出が起こる。

 

(私見)   世界的規模の軍事協力の為にありとあらゆるこの世の、王族、政治家達、富裕層、科学者達、芸術家達、セレブ達の心が結束、そしてある日、ある時、メギド山の様な所にその霊の口を持った者達が集結する。

 

(私見)   霊が集められる所は、超古代から「山」。霊は山に安らぎ憩い集まる。ホル山、ヘルモン山、シナイ山、シオン山、タボル山、オリーブ山、ギルボル山、カルメル山、マサダ山、山々、そしてメギド山。ですのでメギド山の戦いがどのようなものになるか推測空想をはある程度できるとお思います。ダヴィデ王眠る山、タボル山の戦いはナポレオン軍vsムスリム軍団でした。さて ではメギド山の戦いは?  ちなみに  ハル=山。メギド=群衆。

 

聖書は 新共同訳をを使いました。

 

‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭16:1-16‬ ‭新共同訳