続・ユニットでお年寄りと。。。 | 高齢者介護を考える!暮らしを考える!介護の仕事人オガワトモナリの不定期ブログ!

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保有資格:介護福祉士、介護支援専門員、認知症ケア指導管理士

さて、前回の寮母室を廃止して、介護スタッフが各ユニットでお年寄りと暮らす(過ごす)について詳しくお話ししていきます(^_^)

寮母室の廃止から、

常にお年寄りのそばで共に暮らす

これを介護スタッフ達に徹底させましたo(`ω´ )o

本題に入る前に、ユニットの捉え方をひとつ・・・、

ユニットはお年寄りが暮らす

「家」

であり、私たち介護スタッフはそこにお邪魔して、お年寄りの出来ないところを支え、共に暮らす、

「生活共同者」

なのです(=´∀`)人(´∀`=)

この考え方を理解出来なければ介護という仕事をしていても、お年寄りを監視対象でしか見れない「刑務官」ですよ。


さぁ本題のユニットで暮らす、具体的な内容は・・・


ケースファイルへの生活記録の記入、介護記録の記入、各種ファイルへの記入など全て、ユニットで書く。

備品などもユニットに保管し、お年寄りと共に使う。

冷蔵庫を設置し、調味料など、お年寄りごとの好きな食べ物や、ご家族からの差し入れやお菓子を保管する。

洗濯機を設置し、タオルなど生活に必要なものを洗濯し、お年寄りと一緒に干したりたたんだりする。

テレビを設置し、お年寄りの好きな番組を観て頂いたり、演歌のDVD上演会をしたり、

もう本当に、暮らしをするのです。


そして、早出、日勤、遅出、一貫してそのユニットで仕事を完結。(夜勤の話はまた今度)


こうして、各ユニットに介護スタッフが入る事で、常にお年寄りと共に暮らす事が出来るようになりました(*^^*)


各ユニット、介護スタッフはチーム制で固定化は言うまでもありません。

特養の中にある

各ユニットをグループホームとして捉え

その集合体がある、と考えて下さい(^^)


じゃあ、各ユニット固定で入ってしまったら、他のユニットの情報がわからなくなるやん?

 交代勤務の入れ替わり時の申し送りはどーするの?

介護スタッフの配置にかかる人件費は??


などなど、そんな懸念は全てクリア済み。

何を今さら、そんなのユニットケアの基本でしょと、感じる方もいるかとは思いますが、出来てない施設が多いんですよホント(T_T)

と、言うわけで、今回お伝えしたかった事・・・

介護スタッフと、お年寄りは、

生活共同者

という事です。

この概念で、各ユニットはどんどん、

「家」

になっていくのです(=゚ω゚)ノ