今回はアメリカの高校生の学年度末のあれこれについてのお話です。

 

 

 

【高校生のバックパックが異常に重い】

 

アメリカではこの時期、どこの高校もそろそろ学年度末を迎えていて、何かと忙しい時期ではないかと思います。そして学年度末と言えば、高校で貸し出されている教科書やラップトップなどを返却する時期でもあります。

 

これは先週の話なんですが、子供のクラスの教科書の返却日があって、何冊か学校から貸りている教科書をバックパックにパンパンに詰め込んで学校に行く事になりました。そしてバックパックを背負った直後、子供がこんな事を言い出しました。

 

 

子供:ママ、このバックパック、重過ぎてマジでヤバい!肩が死ぬ〜〜!

 

母:え〜っ、大袈裟じゃない?毎日背負ってるんだからちょっとぐらい大丈夫でしょ?ちょっと貸してみて。

 

 

まさかねと思いつつ、母もバックパックを背負ってみると、えっ?、何これ!このバックパック、中にレンガとか入れてる?ってついツッコミたくなる程重かった。もうね、とにかく重心を前の方に傾けておかないとバッグの重さで後にギュイーンと倒れてしまいそうなくらい、殺人レベルの重さでした。若干危なかったけど、後に倒れなくて本当によかった〜〜〜〜。滝汗 

 

そもそも高校の教科書がなんでこんなに重いのかというと、次の学年の生徒でも再利用する為、ほとんどの教科書がハードカバーの本ばかりだから。せめてハードカバーではなく、ソフトカバーの教科書にしてくれればもう少し軽くなるのにね〜。

 

試しにその日の子供のバックパックの重さを測ってみると、なんと!25パウンド(11.3g)もありました。ポーン 普段、重いバックパックを背負い慣れている子供ですら、肩が外れるかと思ったよって言うくらいだからよっぽどだよね。

 

 

 

【期末テストはテスト時間が長い】

 

我子の高校の普段の授業は、1日に90分の授業 x 3教科なんですが、期末テストの期間のみ1日に120分のテスト x 2教科で、テスト期間は3日間となります。

 

教科によっては期末テスト期間よりも前に期末テストを終わらせているらしく、そういったクラスは期末テスト期間中は映画を観たり、ゲームをしたりなど、ちょっとしたお楽しみ会的な時間になるらしい。ただ、120分用のテストを90分の授業中に受けると30分も損した事になるので、それだけはちょっと解せないとボヤいてました。個人的には早く終わりにして貰った方が気持ち的には楽で有難いですけどね。

 

ちなみに、期末テスト期間中に我子が受けるテストは3教科のみ。子供にとっては期末テストの勉強期間を分散出来るのはかなり助かっていたみたいです。ニコニコ 

 

 

 

【Yearbookへの寄せ書き】

 

アメリカの高校生の学年度末の恒例行事と言えば、友人のYearbook(School Album)への寄せ書きですよねー。我子の高校では、5月下旬頃に予めオーダーしていたYearbookが生徒に配布され、高校の友人や先輩・後輩に一言書き込みしてもらうのが一大イベントになっています。

 

教科書の持ち運びだけでもかなり重いのに、今度はハードカバーのYearbookを学校に持参しないといけないとは。曜日によって会える友人と会えない友人がいるので、毎日学校にYearbookを持ってくのは大変そうだけど、アメリカの高校生にとっては楽しいイベントの一つらしい。爆  笑 

 

ちなみに、Yearbookの写真は人気の生徒ほどたくさんのページに映り込んでいたりしますが、今年のYearbookに我子が映っていたのはたったの2ページのみ。😢 まあ、元々それほど写真に映るのは好きな方ではなかったけど、来年(今年の8月から)は高校最後の年だし、もっといっぱい想い出の写真を載せてもらえると良いなぁ〜。

 

 

 

<感想>

 

今年度もいよいよ残すところ後1週間弱となりました。大きな事故や怪我をする事もなく、無事に11年生を終える事が出来そうで本当に良かったです。アメリカの高校生活でかなり重要と言われている11年生、いつものらりくらりしている我が子も今年はかなり頑張っていたと思います。この夏休みは少し断捨離でもして、スッキリした状態で大学受験の準備を進められたらいいなぁって思います。

 

断捨離といえば、最近アメリカ生活で初めて1-800-Got-Junk というサービスを利用してみました。要は有料の粗大ゴミ回収の会社なんですが、思っていたよりなかなかサービスが良かったです。今までは近所の理事会が主催している年に一度のDumpster Day(粗大ゴミ・廃品回収の日)というのがあって、寄付金を払って大きめのゴミを出していたんですが、今年は長年溜まった粗大ゴミを一気に処分したいという夫の希望で初めて業者に依頼することに。 

 

料金は粗大ゴミの量によりますが、予約当日に業者がまず査定をして大体の金額を教えてもらえます。査定金額に同意するとすぐにトラックへの詰め込みが開始。2名の若い男性が手慣れた感じで次々粗大ゴミをトラックに運び入れ、我が家のガレージ半分くらいのスペースいっぱいに置いてあった粗大ゴミが、ものの30分くらいで全て積まれていました。本当にビックリする程仕事が早かった!びっくり

 

ちなみに、ペンキや産業廃棄物などは回収不可ですが、E -Wasteなどの電化製品はOKでした。

 

最初に査定された金額より気持ち安くなっていて(トラックの詰加減で決まるらしい)、更にその場でGoogle レビューをすれば$30の値引きもしてくれるので、最終的に想定した金額に収まっていました。最初は不用品を回収してもらうのに大金を払うのはちょっと抵抗があったけど、効率的に一気に大量の不用品を処分したい方にはオススメです。夏休み中に利用してみようと思っている方、午前中の涼しい時間に是非予約をしてみてください。