今回は、アメリカの大学受験でよく出てくる用語、知っておいた方がいい用語などを集めてみましたのでご紹介したいと思います。良かったらブックマークしてご利用ください。

 

 

 

  アメリカの大学受験によく出てくる用語

 

  • GPA:アメリカの学校の学業成績の平均点のこと。通常はA、B、C、D、Fの5段階評価(A=4.0、B=3.0、C=2.0、D=1.0、F=0)で表されますが、APクラスでAの成績を取得した生徒は5.0の評価になる。Grade Point Averageの略。

     

  • Weighted GPA:APクラスやHonorsクラスやDual Enrollmentなどの難易度の高いクラスの成績に対して追加点を加算した成績の事をいう。APクラスは1ポイント、HonorsやDual Enrollmentのクラスは0.5ポイントが加算される。

     

  • Unweighted GPA:通常クラスの成績で、加算点のないGPAの事をいう。Non-weightedともいう。Unweighted GPAは4.0のスケールに基づいた成績となっている。

     

  • Comulative GPA:Cumulative GPAとは、学期毎(Semester毎)の成績の平均値を表したGPAのことをいう。Academic GPAともいう。

     

  • Overall GPA:全てのComulative GPAを足した平均値のGPAの事をいう。または、Total GPAともいう。大学受験においては、Overall GPAが重視されている。

     

  • Transcripts:学業成績証明書のこと。アメリカの大学入試には提出が必須。

     

  • Graduation Certificate:卒業証明書のこと。高校生が願書を提出する時にはまだ卒業をしていないので、その場合はExpected Graduation Certificate(卒業見込み証明書)が必要になります。

     

  • Recommendation Letter: 高校教師またはガイダンスカウンセラー等からの推薦状。私立の大学は推薦状が必須のところが多いので、出願に推薦状が必要な場合は早めに学校に依頼することをお勧めします。

     

  • Academic Honors:学校外でのアカデミックな活動による表彰履歴や、成績優秀者や活動内容の功績などを認めらた生徒に贈られる賞など。(例:National Merit AwardのFinalistや、National Honor Scietyに入会しているなど)

     

  • Extra-curricular Activities:主にスポーツや文化系の部活動やアカデミックな課外活動、ボランティア活動などが含まれる。大学入試の評価にも大きなポイントになる。

     

  • Requirement:出願の条件。UCはGPA3.0以上(カリフォルニア州外の生徒は3.4)、CSUはGPA2.5以上(カリフォルニア州外の生徒は3.0)が出願の条件になっています。

     

  • Application Form:大学の願書のこと。アメリカの大学はオンラインで出願するのが一般的。

     

  • A-G Requirement: カリフォルニアの公立大学に出願する際に必要な必修教科の事をいう。AはHistory、BはEnglish、CはMath、DはScience、EはLanguage other than English、FはVisual and performing arts、そしてGはCollege Preparatory electiveの15コース。卒業までに全てのコースを修了していることが条件。また、いずれの教科もC-以上の成績である事が必須。(D以下は単位として認められていない)

     

  • Common App全米の多くの大学が利用している共通オンライン願書のこと。有名私立大学の多くはこの共通オンライン願書を使っています。まずはアカウントを作成しておくことをお勧めします。ちなみにUCやCSUは独自のオンライン願書を利用している。

     

  • Navianceアメリカの大学受験に利用されている大学進学の計画管理アプリのこと。通常はCommon AppのアカウントとCollege Boardの情報などをリンクさせて使われる。全てのアメリカの高校で使われているわけではないが、大学の検索やリサーチなどに便利で、高校の先生の推薦状の依頼もできる。また、自分のGPAや各共通テストのスコアを元に、過去の合格率などと照らし合わせて、現在合格率何%の位置にいるか見ることができて便利なツール。

     

  • Essay:出願時に提出する小論文のこと。大学によって課題内容や文字数が異なりますので、志望大学の募集要項をご確認ください。UCは4つの小論文の提出が必須になっています。

     

  • SAT大学入試で必要な共通テスト。(UCとCSUは、SATテストスコアは不要) 

     

  • PSATSATの模擬試験。PSATは毎年10月に全米の高校で一斉にテストが行われている共通テストで、成績上位者に入ると奨学金をもらう機会を得ることもできる。SATに比べて受験料も安いので、アメリカの大学進学を目指している高校生は是非受けることをお勧めします。

     

  • ACT大学入試で必要な全国共通テスト。(UCとCSUはACTテストスコアは不要)

     

  • TOEFL英語の能力テストで、海外の大学に出願する際に必要な共通テスト。海外から日本の大学に出願する際はTOEFL iBTのテストが必要。コロナ禍に新たに追加されたTOEFL iBT Home Editionはここ数年では受け付けていない大学が増えている。

     

  • IELTS英語の能力テスト。海外の大学を受ける場合には必要な共通テスト。スコアがある生徒はアメリカの大学の願書提出の際にも提出が可能。

     

  • Super Scoring/My Best Score:SATやACTなどの共通テストにおいて、過去複数受けたテストのうち、英語、数学でそれぞれ一番いいスコア同士を提出することができる制度。このスーパースコアまたはマイベストスコアを受け付けている大学とNGの大学があるので、志望する大学の募集要項は各自で確認が必要。

     

  • College Board:アメリカの大学受験に必要なSAT、AP、PSATなどの全国共通テストを管理している団体のこと。大学進学を目指している生徒は、アカウントの作成をして希望する日程のテストに申込が必要。

     

  • Advanced Placement(AP):高校在学中に受講が可能な大学レベルのクラスのこと。APクラスでAの成績を取ると、5.0の評価を取得することができる。APクラス取得の有無はアメリカの大学入試では大きなポイントになる。

     

  • AP TestCollege Boardが主催している共通テスト。通常、特定の教科のAPクラスを修了した生徒が毎年5月に受けることができる共通テスト。このテストで3または4以上を取得すると、大学の単位として認められる。ちなみに最高得点は5。

     

  • IB Test国際バカロレアのテスト。IBはInternational Baccalaureateの略で、世界共通の大学入学資格のこと。IB examとも呼ばれている。

     

  • Transfer:別の大学に編入すること。通常、コミュニティカレッジから4年制大学に編入する際に使われる。

     

  • Early Admission(Early Application):早期出願の募集のこと。通常はその大学を第一志望にしている生徒が出願しているので、合格率も高い。合否の結果も通常の出願より早く発表される。Early Admissionの例としては、Early DecisionEarly Actionなどが含まれる。

     

  • Regular Admission(Reuglar Application):通常の出願期間に提出する願書のこと。もちろん、他の大学への併願も可能。

     

  • Late Application:合否発表の期間を過ぎてから、出願することができる2次募集のこと。全ての大学で行われているわけではない。UCやCSUでもLate Applicationで出願可能な大学もあります。申請期間が短いので、期限までに願書を提出できるようにしましょう。

     

  • Rolling Admission:大学が願書を受け取った順に合否の審査をする方式。定員になり次第締め切りになるので、早めに願書の提出をするのがお勧め。UCでは採用されていないが、CSUの一部の大学ではこの方式を採用しているところがある。

     

  • Legacy Admission(レガシー入学制度):過去に在籍していた卒業生の子弟を優先的に入学させる入学制度のこと。 過去に多くの有名私立大学がこの入学生制度を実施していたが、近年ではレガシー入学審査を廃止にした大学も出てきている。

     

  • Early Decision(ED):早期出願の募集で、合否結果の発表時期も早い。大学に合格したら絶対に入学するという制約付き(Binding)の募集なので、合格をした生徒は絶対に入学しなければならない第一志望の大学に出願している生徒ばかりのため、合格率もかなり高い。ちなみに、願書提出の際に「合格したら必ず進学します」という誓約書を書かせる大学が多い。

     

  • Early Action(EA):早期出願の募集で、合否結果の発表時期も早い。その大学に合格したら絶対に入学しないといけないという制約はなく(non-binding)、最終の入学意思表示は5月1日まで待ってもらえる。既に合格しているという状態をキープしつつ、他の大学のレギュラー出願も許されている。滑り止めの私立大学を受けるのにオススメ。

     

  • Restrictive Early Action(REA):早期出願の募集。通常のEarly Actionとは違い、他の私立大学にEarly Actionで出願することはできない。要はRestrictive Early Actionとして出願できるのは私立の大学1校までということ。メリットとしては第一志望の大学に出願するのが一般的なので合格率も高くなる。また、合格をしても入学の義務もなく、Regular出願で他の大学の併願も可能である。ちなみにRestrictive Early Actionで落ちた場合は、同じ大学のレギュラー出願での再挑戦は認められない。(Restrictive Early Actionで出願できる大学:Georgetown University、Harvard University、Princeton University、Stanford University、the University of Notre Dame、Yale University)

     

  • Regular Decision: 一般的な出願期間に願書を提出する受験方式

     

  • Single Choice Early Action(SCEA): 早期出願の募集。通常のEarly Actionとは違い、他の大学のEarly Actionに申し込むことは許されない。つまり、Early Actionは1つの大学のみ出願できるということ。

     

  • Accepted:合格

     

  • Denied/Rejected:不合格

     

  • Deferred:結果は先送りという意味。Early Applicationで出願した生徒に対し、不合格の代わりにDeferredにして、Regular Applicationと一緒に合否審査が行われる。多くの私立大学がこのDeferredを利用していて、Early Applicationの審査では合格ラインには入らなかったけど、まだ合格の見込みがある生徒に対してこのDeferredの結果が出ることが多い。

     

  • Waitlisted:補欠合格者のこと。合格者の中から欠員が出た際には繰り上げ合格になるが、合格がもらえる保証はない。また、合否の結果はギリギリまで分からないという難点がある。

     

  • Acceptance Rate: 合格率のこと。この数字が低ければ低いほど難関である。

     

  • Yield Rate: 合格した者のうち、何%の学生が実際にその大学に入学したかを表した数値。このパーセンテージが高ければ高いほど良いと言われている。

     

  • Graduation Rate: 入学した生徒数に対して実際にその大学を卒業した生徒の割合を表した数値。この数値が高い程良い。名門の大学は高い数値が出ているところが多い。

     

  • Binding:願書出願に対する制約、または縛りのこと。Early Decisionなどのように、受かったら絶対に入学しなければならない、などのような制約のことを指します。有名私立大学はこのシステムを利用しているところが多い。

     

  • Open Admission:入学希望者は高校卒業の条件さえ満たしていれば、成績に関かわらず入学することができる制度。コミュニティカレッジはこの方式を採用しているところが多い。

     

  • Grading System:学業成績の評価方法。アメリカの高校では、A~DとFのアルファベッドで成績が評価され、Aが最も高い評価でFは落第点の評価。合格点のPass(P)や、不合格のNo Pass(NP)で評価される場合もある。(→ コロナ禍の最中はこの評価方法が用いられた高校も多い)各高校のGrading Systemは公式のウェブサイトに載っている場合が多い。

     

  • College Fair:大学説明会のこと。コロナ禍になってからはオンラインの説明会が一般的になっていましたが、従来は体育館などの大きな会場に複数の大学がブースを設置し、個別ブースにいる担当者に質問ができるという形式。合同説明会以外にも個別の大学での説明会も随時開催されているので、大学のホームページやSNSをよくチェックしてCollege Fairのお知らせが来ていたら是非参加してみることをお勧めします。要予約。

     

  • Campus Tour:大学のキャンパスツアー。コロナ禍が始まったばかりの頃は一時的に中止のところもありましたが、今は人数制限をしながら再開している大学がほとんどなので、長期のお休みを利用して志望校を見学に行かれると良いと思います。要予約。

     

  • Dual Enrollment: アメリカの高校生が在学中に地元のカレッジ(または大学)で授業が受けられる制度。高校の卒業単位にもできて更に大学の必修単位に利用することもできる。Dual Enrollmentの授業は高校生の為だけに開設されたクラスなので、学期ごとに受けられるクラスは限られている。全米のほとんどのカレッジで授業料が無料。

     

  • Concurrent Enrollment: アメリカの高校生が在学中に地元のカレッジ(または大学)で授業が受けられる制度。Dual Enrollmentとは違い、一般の大学生と一緒に授業を受けることができる。大学のほとんどのクラスが受講可能であるが、レジストの優先順位は正規の大学生が最優先となる為、人気のクラスは受講できない可能性もある。

     

  • Middle College:アメリカの高校生が学区で提携している地元のコミュニティカレッジで正規の大学生と一緒に授業を受ける事ができるプログラムの事をいう。Dual Enrollment や Concurrent Enrollment とは違い、Middle Collegeはジュニアまたはシニアの生徒のみ参加できて、高校に在籍しながら残りの卒業単位を含む全ての授業をカレッジで受けるというもの。要はステータスは高校生のままでカレッジに通って授業を受けるというプログラム。これにより、高校卒業と同時に短大卒業の資格(AA/AS degree)も取得が可能になる。出願資格のGPAや推薦状なども必要になる。

     

  • Test-optional: アメリカの大学受験の際、SATやACTの共通テストのスコア提出はオプションで良いという入試ポリシーの事。スコア提出は必須ではないけれど、希望する生徒は提出しても良いし、もちろん提出をしなくても合否判定に不利なる事もない。高スコアを取得した生徒は提出すると有利になる可能性があるが、低い点数を取った場合には提出は不要。

     

  • Test-Blind:アメリカの大学受験の際に、SATやACTの共通テストのスコア提出が不要な入試ポリシーの事。Test Freeとも言われている。テストスコアが提出不要な反面、合否の判断材料がGPA、APテスト、推薦状、エッセイ、そして課外活動などが大きく影響すると思われる。

     

  • Test-Flexible:アメリカの大学受験の際に、SATやACTの共通テストの他に、IBテストAPテストのスコアも提出することができるという入試ポリシーの事。基本的にSATやACTのテストが受けられなかった場合に、代わりにIBテストやAPテストのスコアも合否審査の判断材料として受付可というニュアンスになっている。

 

 

  アメリカの大学の教育システムに関する用語

 

  • Undergraduate: 学士号のこと。

     

  • Graduate:修士号のこと。

     

  • Ph.D.:博士号のこと。

     

  • Associate Degree:準学士号のこと。2年制大学を修了した際に授与される。理数系のプログラムを修了した場合はA.S.、文系のプログラムを修了した場合はA.A.を取得。

     

  • Bachelor's Degree:学士号のこと。4年生大学を修了した際に授与される。理数系のプログラムを修了した場合はB.S.、文系のプログラムを修了した場合はB.A.を取得。

     

  • Master's Degree:修士号のこと。大学院の課程を修了した際に授与される。理数系のプログラムを修了した場合はM.S.、文系のプログラムを修了した場合はM.A.を取得。

     

  • Freshman:高校1年生、または大学1年生のこと。

     

  • Sophomore:高校2年生、または大学2年生のこと。

     

  • Junior:高校3年生、または大学3年生のこと。

     

  • Senior:高校4年生、または大学4年生のこと。

     

  • Semester:前期と後期に分かれた2学期制度。セメスター制ともいう。

     

  • Trimenster:1年間を3つの学期に分けた学期制度。トライメスター制ともいう。

     

  • Quarter:1年間を4つの学期に分けた学期制度。クォーター制ともいう。

     

  • Major:学部、専攻のこと。

     

  • Minor:副学部、副専攻のこと。

     

  • Double Major:2つの異なる分野を専攻すること。通常は1つの学部で2つの分野を専攻。取得できる学位は一つ。ダブルメジャーのメリットとしては、興味のある分野をより幅広く学ぶことができること。

     

  • Double Degree:2つの異なる大学において、異なる二つの学位を取得すること。

     

  • Gap Year:高校卒業してから大学に入学するまで、ある一定期間を休学すること。大学が決まってからGap Yearを取るのが一般的。

     

  • Lower Division:大学の1年生と2年生で履修するクラスで、主に一般教養などの必修のクラスのことを指す。

 

 

  アメリカの大学のファイナンス関連用語

 

  • Tuition:大学の授業料のこと。

     

  • FAFSAFree Application for Federal Student Aidの略で、アメリカ連邦政府による大学の学生ローンや奨学金制度を無料で申請できる機関の事。申請した順に財政援助資金が与えられるので、早めに申し込みするのがお勧め。

     

  • Scholarship:奨学金制度で返済は不要通常は成績優秀者、スポーツなどのある分野の能力に優れている学生に与えられる。

     

  • Financial Aid(ファイナンシャルエイド):奨学金、学生ローン、財政援助の総称。

     

  • Merit-Based Financial Aid(メリット・ベース):学業優秀者、芸術やスポーツに秀でた者に与えられる財政援助。基本的に返済は不要。

     

  • Need−Based Financial Aid(ニード・ベース):経済的に困難であると認められた学生に対して与えられる財政援助。卒業までは金利はなし。卒業後は返済が必要。

     

  • Grant:ニード・ベースの奨学金で返済は不要。経済的に困難であると認められた学生に対して与えられる財政援助で、学業が優秀である必要はない。

     

  • Sutudent Loan(学生ローン):ニード・ベースの学生ローンで返済が必要

     

  • COA(Cost of Attendance):大学に必要な資金、学費のこと

     

  • EFC(Expected Family Contribution):家庭が自己負担することができる1年間の大学の必要資金のこと。2023年12月に新しい申請フォームに変更後は、EFCがSAIに代わる。

     

  • SAI(Student Aid Index): SAIは家族の大学費用の支払い能力を判断するために FAFSAの情報を基に計算され、資金援助の資格を審査するために使用される指数のこと。今後はEFC(家族が負担する大学費用)の代わりに使われることになる。

     

  • Contributor:FAFSAに申請するために情報を提供する人物のこと。主に学生、親、または学生の配偶者。全てのContributorsはFSA IDが必要です。

     

  • Consent: FAFSA申請において、Contributorは、IRSがTax情報をFAFSAと共有することに同意しなくてはならない。

     

  • Direct Data Exchange (DDE): 税の情報をIRSからFAFSAに直接インポートするのに使われるツールのこと。今まではIRS Data Retrival Tool(IRS DRT)と呼ばれていたが、2023年12月に新しい申請フォームからこの名前に変更。

     

  • FAFSA Submission Summary (FSS): 提出が完了したFAFSAの情報の概要のこと。

     

  • FSA ID: FAFSAに申請するためのアカウントID。生徒用のID、親用のIDと両方必要になります。

     

  • Room and Board:大学の寮に入居する場合の寮費、食費を含む生活費

     

  • Living Expense:生活費。一般的に家賃、食費、光熱費とうを含む1ヶ月の生活費を指す。

     

  • Enrollment Fee:大学の入学金のようなもの。通常は授業料の一部で、支払い期限日までにこの金額を支払わなかった場合は入学許可がキャンセルになるのでご注意ください。この料金を支払うことで大学の席を確保することができる。Enrollment Feeを支払った後に、入学を辞退する場合はこの金額は返金されない。

     

  • Application Fee:受験料、出願料。

     

  • NHS ScholarshipNHSはNational Honor Societyの略で、全米の優等生協会のこと。(要はエリート高校生だけが入会を許される団体)  アメリカ在住の高校生で、成績優秀者、人間性に優れた者、リーダーシップがある者、奉仕活動を活動的にしている者が入会できる条件。成績優秀者には奨学金が与えられ、NHSに入会している生徒は大学進学の際にかなり有利になるとのこと。

     

  • National Merit Scholarship Program(NMSP):アメリカで最も有名な高校生の奨学金コンテスト。PSATのテストを受けてプログラム参加の条件をクリアすれば誰でも参加が可能。参加条件はアメリカ市民権所持(または永住権所持)の高校生であること、高校卒業後は大学にフルタイムで通う予定の者、PSATを9年生から11年生までに受けた者(11年生の秋が最後)。PSATで高スコアを獲得した上位の高校生は、Finalist(上位15,000人)、Semifinalist(上位16,000人)、Commended Students(上位34,000人)に分けられ、それぞれに奨学金が授与される。このコンテストでFinalistに選出された生徒はかなり名誉なことで、大学出願の際にも最大のアピールポイントになる上、有名な大学から学費免除のオファーが来ることもあるので、是非PSATを受けることをお勧めします。

 

以上、思いつく限りでアメリカの大学受験でよく聞く用語のリストを書き出してみました。まだリストにない用語を見つけたら随時追加していきます。もし、間違いを見つけられた方はメッセージでお知らせしていただけると有り難いです。