今回は我が子が9月(秋学期)から進学する大学がついに決まりましたので、そのご報告とこれまでの受験生活を振り返って、今思うことを忘れないうちに少し書き綴っておこうと思います。
【受験生活を振り返って】
2021年の夏頃から子供の大学受験の記録として、日本とアメリカの大学の合格を目指して始めたこのブログ。あれから早約8ヶ月が経ち、この期間に本当に色んな事がありました。今、目を瞑ると走馬灯のように出来事が思い浮かびます。
子供本人の希望で大学名はこのブログで公表することはできませんが、都内にある某私立大学に9月から進学します。子供から進路希望を変更したいと相談があった時、私も夫も相当驚きましたし、正直いうと本当に受かると思っていませんでした。でも準備を重ねていくうちに(いや、殆ど私がやらせたようなものだった💦)、本人の本気度がだんだん伝わってきて、そんなに行きたいなら、と素直に応援してあげることにしました。
【併願する大学は人それぞれ】
日本の大学に行きたい、という子供の希望を応援するとは言ったものの、日本の大学一本で出願してダメだった場合も考えて、カリフォルニの大学もいくつか併願させました。カリフォルニア大学(UC)とカリフォルニア州立大学(CSU)は、受験料はそれぞれ一校につき$70。日本の大学の受験料に比べるとかなり安価で、同じオンライン出願サイトから受験料さえ払えば何校でも簡単に出願することができます。
UCで9校、CSUで23校あるので、全部に出願すると合計32校x$70でとんでもない金額になります。流石にUCとCSU全部の大学に出願する人なんていないだろうなぁ〜って思っていたら、同じ高校の生徒にどうもいたみたい。😅 そのお子さんはUC全部とCSU10校以上とアメリカの超有名私立何校かの合わせて20校以上に出願したのだとか。ひぇ〜 聞いたところかなり優秀なお子さんのようですし、行きたい学校だけを絞って受けても希望の大学に受かっていたのでは?と思いますけど。まあ、併願する大学や併願校の数は本当に人それぞれという事ですねー。
ちなみに家の子供は、UCとCSU合わせて5校に併願して1校だけ合格しました。そして、日本の大学は都内の私立大学2校に出願して1校のみ合格をいただきました。最終的に日本とアメリカに1校ずつ受かったので、ギリギリまでどっちに進学するか悩んだようですが、当初の希望通り日本の大学に行くことに決めました! まあ、本人が一番行きたい場所に進学できるのがベストだと思いますし、この選択をした事を後悔しないくらい楽しい大学生活を送ってもらいたいものです。親としては遠くからできる限りの応援(支援)をしてあげられたらと思っています。
【進学先が決まったその後は】
進学する大学が決まると次に心配しなくてはいけないのがその後の生活。家の子供は生まれてこの方ずっとカリフォルニアに住んでいて、日本へは一時帰国しかしたことがありません。そんな我子が果たしてたった一人で日本で生活していけるのか? うーん、正直全く独り立ちできる気がしません。。。😭 現時点で生活能力ゼロな我子、今からでも掃除、洗濯、軽い自炊も教え込まなければ・・・。
【進学先の住居どうする問題】
話を戻しますが、進学先が決まったらまず考えなければいけないのが進学先の住居。私には日本に家族がいて都内に住んでいる近い親戚もいます。その親族にお願いするのが一番安心・安全な選択ですが、やはり知らない場所に行ってまずやらないといけないのは、ズバリ『お友達作り』ではないでしょうか。なので最初の1年はまずは大学の寮に入って、生活のペースをつかみながら同じ大学のお友達を少しずつ作っていくのが一番かなぁと思いました。寮に同じように留学をしている生徒がいれば、尚安心ですよねー。いい仲間に出会えるといいんだけどなぁ。
【日本の大学の寮の現実】
進学先がようやく決まり、大学の寮を探し始めて気づいた現実。。。それは大学の寮は海外からの生徒全員が入れるわけでなく、部屋数に限りがあるということ。そしていくつかある大学の寮に入居できるのは、抽選であるということ。私の希望としては、①男女共用の寮で、②食事付き、③大学から近い、できたら④国際的な寮であること。これらが全部含まれている寮は4月入学の生徒で既に満室のようでした。😢
家の子供のように9月入学の生徒が日本に行く頃までに、寮に空きが出てくれればいいんですけどねー。学校がせっかく決まったというのに、住む場所が決まらないのってどうしたらいいんでしょう。もう考えれば考えるほど頭が痛いです。日本人ですら住む場所を探すのは大変なのに、海外からの生徒はもっと大変ですよ。それを抽選で決めるって言われても・・・。日本に行くお話はまた別のブログで詳しく書いていこうと思います。
<母の感想>
長くなってしまいましたが、子供の進学先が無事決まり、我が家の受験生活はようやく一段落することができました!👏 受験生にとって一番大事な時期にコロナ禍になり、アメリカの高校3年生の時にはGPAも爆下がりしてしまって、本当に家の子供は大学に進学できるのだろうか、卒業はちゃんと予定通りできるのかしらって、とにかく心配事が絶えない時期がありました。それをどうにか乗り越えた今、2つの大学から合格をいただけた事がそもそも奇跡なんじゃないのかなって思ってしまいます。これはもちろん本人が頑張って努力した結果に他なりませんが、辛い期間を乗り越えてようやく手に入れた日本行きを親として本当に誇りに思いますし、心から嬉しく思っています。本当に良く頑張ったね、おめでとう〜!
今後も受験に関する内容のブログを記憶が新しいうちに色々と載せていこうと思っていますので、どうぞ宜しくお願い致します。全国の受験生とそのご家族の皆さん、頑張ってくださいねー!