最近思うこと。 | A Fragment of Morning Star

最近思うこと。

なんか気まぐれに書きます。

音楽に対して、客観的な評価って無理ですよね?

最近思います。

僕は正直『~の曲だからって理由で、別に良くもない曲を良いと思うのはねぇ。ダメだよねぇ。』って思ってましたが、最近になってその考え方は決定的に間違ってたなと思い始めました。

その頃そう思っていた背景には、
アニソンやゲーソンを、自分が好きなアニメやゲームの曲だから好きだって認識されるのが、音楽好きとして嫌だった。
というのがあると思います。

好きなアニメやゲームの曲でも『これはちょっと微妙だな・・・』ってのもあれば、アニメは見たことも無くても曲だけ知ってて曲が好きってのもいっぱいあります。

アーティストから広げて行ったパターンのKOTOKOとかfripSideとか榊原ゆいとかそういうの多いんですが。

言ってみれば音楽好きの端くれ、バンドマンの端くれとしての妙なプライドです。

それから、タイアップが曲の良し悪しと無関係にセールスに繋がる現状への反発ですね。

でもですね、結局音楽は主観なわけですよ。

確かに音楽好きでちょこっと勉強したりバンドやったりですから、音楽は流行ものしか、受動的にしか聞かないって人とは違う聞き方とか、着眼点とか、こだわりとかあるのは事実なんです。

まだまだ素人ですが、少しくらいは偉そうに分析なんかしたりもします。

でも、結局主観じゃないですか。

それは僕の聞き方であり、僕の中の評価であり、相対的なものです。

価値観に依存してる評価ですから、自分の枠組みから出た時点で意味を失います。

テクニックが凄い。メロディーの、コードの流れが素晴らしい。演奏が凄く上手い。音のバランスが絶妙。ボーカルの声が良く通ってる。

それらが大嫌いな人がいるかもしれないんですよね。

そしたら、その人に評価させたらその曲なんかクズも同然なわけです。

そんな評価はあまりにも主観的です。

だから、その曲を素晴らしいと評価することも、間違いなく主観的です。

音楽なんて物は主観的でなんぼの物でしょう。

音楽が主観で聞けないなら、感動も出来ないです。

だからその評価に『~の曲だから』って要素が影響を与えても、何も間違っちゃいないと思います。

もちろん、それを理由にあんまり気に入らなかった曲を無理に好きになるとか、そういうのは違うと思いますが。

好きな物に対するプラスの感情や、その話に対する感動が、音楽に付加されても良いじゃないですか。

『この曲を聞くとあの頃を思い出して懐かしくなるんだ。』って言いますよね。

同じことだと思います。

ただ一つ言わせてもらうなら、その自分の評価から、音楽への理解を深めて欲しいということ・・・

技術が音楽の一部に過ぎないように、そういう主観的な付加価値も音楽の一部に過ぎないわけですよね。

その認識があまりにも甘すぎることが、現在のメジャーの商品化した音楽を作ってると思いますから。

付加価値のある楽曲が売れることが問題ではなく、そういう付加価値のない、ただ純粋に素晴らしい音楽が日の目を見れない現状が問題だと思うんです。

商品化した音楽が売れることは、経営者志望の僕としては批判のしようがないです。

やり方は確かに上手いですから。

買手の心理を上手くついていて、ビジネスとしては素晴らしいです。

しかし、買手の意識がもう少し変われば、今多くの人達が視野にも入れてないバンドが表に出られるわけですよね。

そしたら、聞き手に媚び売らなくとも、自己表現を存分にした音楽がもっと受け入れられると思います。

現状は厳しいですが←

話がそれましたが、結局僕の超個人的な反省です。

音楽の良し悪しに感情が介入するということを、わかってるつもりでわかってなかったんですよね。

結局、一般的に言う曲の良し悪しだなんて物は、一つの目安にしかならないわけです。

もっと謙虚に音楽と接すること。
一つの要素としてのその曲への付加価値、付加情報を排除しようとしないこと。

この二つを最近大事だなと思っています。


なんか途中から自分でも訳わからなくなりましたが、こんな駄文を長々と読んで下さった方はありがとうございますw

意見が合ったらガンガンコメントどうぞ!!w