読み時だった「八日目の蝉」 | 「本の森の入口で」

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本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます


ブログはさぼり気味だったけど、本は結構読んでいました。


そのうちの一冊。「八日目の蝉」。


不倫相手の赤ちゃんを誘拐して逃げる女の話、とその赤ちゃんが成長してからの後日談。


八日目の蝉
八日目の蝉 角田 光代

中央公論新社 2007-03
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映画化もされ話題にもなったし、その前に姉から薦められていたのですが、

しばらく放っておいて、先月読了。


読後感のあるうちに、オウム菊池直子が捕まったりして・・・私的にはちょうどいいタイミング?逃亡犯は新興宗教モドキに身を隠したりして、ちょっとシンクロ。


読んでいる間は、逃亡犯のモノガタリに心情思い入れてしまうのですが、

菊池直子逮捕のニュースで現実的に考えを改めました。


おそらくは菊池直子にも、それこそ小説になっちゃうような「人生」があったのでしょう。

しかし、現実の事件を考えれば、多くの方の「人生」の先を奪い「無」にしておいて、当事者の人生が続いていたことの不条理には、怒りを感じずにはいられない。


とはいえ、面白い小説ですよ!今読むならイチオシエンターテイメント小説です!