好きだけど難有り?梨木香歩「からくりからくさ」 | 「本の森の入口で」

「本の森の入口で」

本の森 イメージはドイツの童話にでてくる森 深くて暗い森に足を踏み込む勇気はないけど、
付近から離れることはできない 物心ついたころから本好きの読書日記 とりとめなく書いてみます

からくりからくさ (新潮文庫) からくりからくさ (新潮文庫)
梨木 香歩

新潮社 2001-12
売り上げランキング : 68524

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

梨木香歩が最近のお気に入り


川上弘美にちょっと飽きてきたので、女性作家ものでは続けて読んでいます。


しかし、今回読んだ「からくりからくさ」は私的にははずれ


織りとか染めといった手仕事好きな女性たちのお話に、人形、能面のもつ過去のモノガタリがからまり・・・このくらいにまとめておけばよかったのに。


そこにクルド人の悲哀が、現地に旅する男の手紙で語られる辺りからモノガタリが大きくなって、収拾つかなくなっている。

そこで加わるテーマの深みというのはわかるけど・・・もう少し丁寧にエピソードを積んでいかないと伝わらないと思う。が、この作者は長編は苦手なのかもしれないな?

「裏窓」もいまいちだったし・・・


でも、梨木香歩の描く世界は基本的に好きです。

リベンジというわけではないけれど、次は「りかさん」買ってこようと思います。


こちらは人形の話。ハードカバーは児童書コーナーにあったし、コンパクトに深い話、になっていると予想する。期待大!


りかさん (新潮文庫)りかさん (新潮文庫)
梨木 香歩

新潮社 2003-06
売り上げランキング : 182205

Amazonで詳しく見る
by G-Tools