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三人寄れば虫の知恵 (新潮文庫)
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それぞれ別の分野で有名な先生方三人、「ラブ・虫」について、大いに話す…そんな本。
ナントカっていう蝶はどこで採れるとか、○○虫の生態はどうだとか、あそこにはまだ、アレがいるって具合に、ただただ虫のことを楽しそうに話しています。
門外漢にはなんのことやらさっぱり。私は虫なんて興味ないのですが、熱中度合いがおかしくて、かわいくって読みとおしてしまいました(笑)
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それでも、前半くらいまでは、虫を切り口に、比較文化論やら、教育論にもなっていて、うなずくところ、ときどきアリ。少なくとも、虫屋の言い分は聞いてヤレってかんじ(笑)。
しかし、中盤以降は、そんな話には広がらず、ひたすらどこそこの国にいくなら、この虫を追えとか、一般人には関係ない話のオンパレード。
でもね、私は好き。こういう人たち。そして、この本は、わたしがなぜ鉄ちゃんは愛せないけど、虫オタは許せるのかの答えを教えてくれました。
(たぶん、自分の息子が虫オタだったら、嬉しいと思う…ホントかよ?!)
理由は、鉄道は人の作ったモノだけど、虫は自然のモノだから。
集めるったってバリエーションが桁違い。しかも、その種の違いには理由も千差万別。人知のうかがいしれぬ範疇なのです。生物多様性ってことばは流行りだけど、虫くらい多様性のあるものは無いよう。見てよし、捕まえて良し、標本にして良し、もちろん生態を調べるとさらにおもしろい発見に満ちている…私はそんな気にはなれませんが(笑)
同じメンバーで、「虫捕る子だけが生き残る~」という本もある。流行りの「脳化」なんてことばをタイトルに入れちゃうところが、あさましいけど、こっちの方が、文化論になっているんじゃないかと思います。図書館にあれば、借りて読んでみようと思います。
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虫捕る子だけが生き残る~「脳化社会」の子どもたちに未来はあるのか~ (小学館101新書)
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