最初の親類宅のリフォームのファイルを見返していると、
たった3年ほど前のことなのに、よく思い出せない見積書が。
S社・・・覚えはある。
結構細かいところまで積算されている段階。断るのは気が重かったはずなのに、どう断ったのかすら思い出せないとは。
そのころの夫とのラインを検索すると、
「また見積もりを出します」と言われた後、手直し程度なのに全然来ず、
電話しようと思っていたら時間がなくて連絡いれずにいたら、向こうからも連絡なし。
どうもばっさり切られたらしいと気づいたやりとりがあった。
(それすらすっかり忘れ去っている我々夫婦って)
思えば、自宅のトイレを改修したときも、現地調査に来て、コンセントの場所が難しい場所にあると言っていた地元の業者が「見積もりは送ります」と言ってそのままフェードアウト。
施工までこぎつけた業者に、輸入壁紙を持って帰られたので
「ほかで使うので返却を」とメールしたのに、返信は来ず。
大手の子会社の「新しい見積もりを出します」の言葉を信じて、数カ月待つのみだった知り合いもいた。
「この物件は得意なタイプの仕事ではないので」と現地調査の後、ちゃんと断ってくれた建築士さんもいたけど、都合が悪くなったら返信なしという業者は結構多いような気がする。
こちらもやる気や誠意がない業者に電話までする時間も気力もないので、
向こうとしてはその分手間が省けるということか。
顔を見ないで便利にネット越しにやりとりできるようになったのは施主側だけじゃなくて
業者にとってもだろう。楽な案件が入ってきたりしたら、そっちに行くんだろうな
昨年のリフォームでは、Z社に行って複数の担当者とやりとりをしていくうちに
「ここで大丈夫そうだ」と思ったので、ほかを当たらず1社だけで話を進めていったため、
後ろめたい思いもなく、信頼関係を築きやすかったと思う。
だけど、完工時期が動かせないならば、途中でリフォーム会社に逃げられるということも
考えに入れて複数の業者に当たったほうがいいと思う。
契約前でもちゃんと連絡をくれるはずと、思っちゃうタイプの人は要注意。
最初のリフォームでも、重なっている時期は2~3社だけど計5社にかかわってもらっていたけど、
1社消え、また1社消え、と最終的にたった1社残ったところにお願いした。
知り合いの場合、連絡をよこさなくなった大手系列の業者に不信感を持ち、
結局、また候補の業者を探すことになったので、入居が大幅に遅くなった。
費用比較や担当者比較も相見積もりのメリットだとは思うけど、
単純に双方のマッチングがうまくいかないかもしれないので、
複数の業者に連絡してみたほうが結局自分たちのためになると思う。