奥深いフラの世界ですが、
島によって
踊られるフラに違いがあると言われます。
それは、
各島の歴史と深く関わっている
といえるでしょう。
ホテルのショーでタヒチアンダンスと共に
ポリネシアンショーとして踊られるフラ。
これはオアフ島が主流ですね
オアフ島はカメハメハ三世・カウイケアオウリ
の時代にハワイ王国の首都となりました。
そして、
西欧人は船に乗ってハワイ王国に着く。
ホノルルハーバーですね
Michelle RaponiによるPixabayからの画像 アロハタワー↑
このホノルルハーバーで
新しいフラが踊られるようになったんです。
それまでのフラは
現在のフラカヒコ(古典フラ)だったのですが、
カラーカウア王は
外国人受けするフラを自ら考案
それが現在のフラアウアナの元になった
フラ・クッイと呼ばれるタイプのフラでした
なぜカラーカウア王が
アウアナの元になるフラを考えたのか???
当時、古典フラは、みだらな踊り などと言われ
公の場で踊ることは禁止されていました
しかし、
カラーカウア王は
それは違うんだということを示したかった
ハワイアンの威厳を対外的に示したかった
のではないか
と言われています。
就任10年目にして執り行った戴冠式で
盛大なフラ(カヒコ)の祭典を行ったのも
その一環です。
それともうひとつは、
西欧人受けするフラが必要だった
ということです。
フラカヒコに比べて
フラアウアナは柔らかい動きで
愛を歌ったものが多い。
そういった
エンターテイメントとしての要素を
ふんだんに持つフラを
西欧人に見せることで、
西欧人を喜ばせ、
ハワイ王国はあなたたちに寄り添っていますよ
という姿を見せた。
本心はかくして…
カラーカウア王は、
ボートハウスにゲストを招待し、
自らが組織するダンスグループを持ち
夜な夜なフラ・のショーを行っていたそうです。
長い解説になりましたが💦
オアフ島のフラは魅せるフラ
エンターテイメント・フラ
ですね。
そして、
その対極と言えるのが
ハワイ島でしょう。
つづく
I love BTS
悩める虹の母 なる でした〜
Thank you for reading
& Love you