今日は、けっこう苦手な方も多い話題になりますので、本題は一番最後にいたします。

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ちゃんと実をつけるか心配だったキュウリですが、どんどん葉が茂ってきて花芽もたくさんつくようになり一安心です。

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一番最初についた実も大きくなり、ほぼ収穫できるくらいになりました。まだお尻に花がついていますが、二日後くらいに収穫予定です。

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部屋飼いに移行して四十日あまりたち、小競り合いやバトルは毎日なのですが、双方同居人としての自覚が芽生えてきた感じがしています。バトルとはいっても双方怪我は一度もないので、私も安心して見ていられたのですが、突然茶トラが悲劇に見舞われました。いやいや、悲劇だったのは私の方だな。
 

 

この画像は、真田紐と云われる和式の組み紐です。大坂の陣で、有名な真田幸村(信繁)が関ケ原の戦いの後、紀州九度山に蟄居させられているときに、生活の足しにするため作っていた組み紐がルーツなのだそうです。

この真田紐に似ていることから通称サナダ虫と云われる寄生虫が、茶トラのお腹に湧いていました。いやいや、いることは分かっていました。外の暮らしのときに、お尻から引きずって走っていたので、捕まえて引っ張り出してやったことが二回ありました。かなりの量を引っ張り出してやったので、もう終わったものだと思っていました。

トイレに行った後もなんども行くので、おかしいなと思っていたら、うどんの塊のような物体がでろんと出てきてびっくりです。すぐ引っ張り出してやればよかったのですが、もたもたしている内に、引きずったまま駆け出してしまいました。いや~!、これは悲劇です。サナダ虫が湧くと少し便がゆるくなので、それもあちこちに飛び散ってしまいました。後は、濡れ頭巾でなんども拭き、乾いたらファブリーズで仕上げました。悲

茶トラは、珍しくトイレの失敗が皆無の仔でしたが、やっぱりありました。いやいや、茶トラのせいではありません。まあ、ペットの部屋飼いをしていると、こういった類の事件はあるものです。

ネコに湧くサナダ虫は、大別して中間宿主がノミと野ネズミに分かれるそうです。ウチの場合、長女の具千代を始め、みんな野ネズミを獲って暮らしてきた仔たちなので、ほとんど湧いていました。茶トラの場合、野ネズミ獲りの名人なので、かなりの量を持っていたみたいです。サナダ虫は、宿主の体内で卵から孵化して成虫になることが出来ません。だから体内の虫が死滅したのちは、新たな野ネズミを食べなければ、もう増えることはありません。そもそも体外に出てくるのは、寿命が近づいて虫に勢いがなくなったからなんです。ただこれが黄門から出てくると、ネコはたまらなく痒く感じるそうで、だから、お尻を地面に擦り付けたり駆けまわったりするみたいです。

茶トラは、食べる割には太らなかったし、なんとなく便が緩かったのは、サナダ虫が湧いていたためでした。これからは、体重もそれなりに増えてくるでしょう。