とうとう、あの日が来ました。一年前の今日、我が家の三男ネコの山猫トラちゃんが、闘病の甲斐なく旅立ちました。一月十日くらいにネコ風邪を引き、食べることも飲むこともできなくなって受診しました。、皮下点滴で一命をとりとめられたのですが、その後、約三日おきの皮下点滴に投薬をしましたが、どうして自力で食べることができず、三月二日に旅立ちました。
トラちゃんは、シャム系ミックスだったようですが、最高体重9.8㌔、普通でも9㌔前後のビッグボディーに似合わず、温厚でやさしい仔でした。同居ネコの茶四郎とは、茶四郎からちょっかいを出すことはありましたが、やられてもイカ耳をするだけでじっと耐えているような仔でした。いつも茶四郎の毛づくろいをしていたのを、昨日のように思い出します。
6㌔近くある茶四郎が小さく見えるビッグボディーです。あまりの治りの悪さに、血液検査をしてもらったら、腎臓等の数値はまったくの正常値でしたが、ネコ免疫不全症候群ウイルスがポジティブなのが分かりました。ネコエイズを発症していたかは定かではないですが、そのためにネコ風邪から回復することが出来なっかったようです。一年たちましたが、まだどこからか、独特のだみ声で鳴きながら出てくるような錯覚を覚えます。心残りは、おいしいご飯を食べさせてあげることが二度とできなかったことです。