九月になっても暑いままですが、ウチでは昨日節目の日を迎えました。山猫トラちゃんの六回目の月命日だったのです。まだ寒さが残る三月二日に、旅立ちました。人間の場合は一周忌が、節目なんでしょうが、ペットの場合は、一周忌以上に半年は大きな節目だと思っております。今までネコは、長女ぐちよ、次男ネルソンを見送りましたが、けっこうペットロスに陥りました。ただ半年たつと悲しさも少しづつ薄らいでくるのを感じたものです。山猫トラちゃんの場合は、少し感じ方が違っております。四男ネコの茶四郎がいるので、単純な悲しさは最初からずいぶん緩和されていました。ネコ風邪から助けてやれなかった悔しさ、発病以来二か月近くまともに食べることが出来ずに亡くなった不憫さが強いです。未だに、独特のだみ声で鳴きながら、テーブルの下なんかから出てくるような気がします。

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まだ八歳くらいだったのに、急に旅立たなくてはならなかったトラちゃんが可哀そうで仕方がないです。一時トラちゃんの画像や動画を見るのも辛かったです。トラちゃんは、血液検査の結果、腎臓も肝臓も良好でただネコエイズだけがポジティブでした。ネコ風邪をひかなければと、今でも悔恨の情が沸き上がります。

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暑い日が続いていますが、庭に秋の花が咲き始めました。これはヌスビトハギで、ハギ科特有のピンクの花が咲きます。この花が散ると、実がついて動物や衣服なんかくっつくようになります。

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こちらはツユクサの花で、小さいけれど鮮やかな青い花でけっこう好きなんです。

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こちらはマルバルコウソウという帰化植物の花ですが、野草にしては鮮やかなオレンジ色の花でけっこう目につきます。たしか白い花もあったと思うけれど、昔は全く見なかったな。

 


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茶四郎は、暑い中でも食欲旺盛で元気にしております。ただ、私の前では寝ている時以外、鳴き続けます。もうトラちゃんがいなくて寂しいのか、何か要求しているのか分からなくなりました。テーブルやベッドの下を覗き込むことが多いので、トラちゃんを探しているのは間違いないようです。