再入院から四日目に、面会に行ってきました。トラちゃんは、診察台の上でけっこう動けている感じでした。「実は土・日曜日とかなり危険な感じでしたが、月曜日くらいから元気が出てきた感じです。できればもう少し預かったほうがいいかもしれません。」ということでした。私は、皮下点滴を受けながら強制給餌して、少しでも栄養を摂らせなければいけないと思っていると伝えましたが、やっと危機を脱した処で連れ帰って、また元気をなくしてしまうのも困るので、後二日お預けすることに決めました。

金曜日までの二日間で、今後のことをいろいろ考えてみました。水曜日にブロ友の“とらまるにゃん”さんからのコメントで、自宅での皮下点滴についてアドバイスをいただいたので、ユーチューブで検索してみました。主に腎臓病の仔は、割と普通に行われているのが分りました。診察室での作業を見ていても、前足の肩甲骨の間位に針を刺し、あとは輸液のバッグに圧を掛けて五分くらいで圧入いているだけです。制吐剤や抗生剤は注射していますが、それは錠剤を飲ませれば自宅でも対応できます。とにかく一か月以上飲まず食わずなので、少しでも食べさせて体力の回復を図るしか方法はないと思います。次回は退院するでしょうから、今後は自宅で皮下点滴をさせてほしいと申し出ることに決めました。

金曜日に行くと、トラちゃんすでにキャリーに入れてありました。「ウエット食もカリカリもまだ食べられないけれど、ちゅ~るは舐めるようになったから退院させます。制吐剤や抗生剤を三日分出しますから月曜日に連れてきてください。」とのことでした。今後は、週三回連れてくることは大変なので、自宅で皮下点滴をさせてほしい旨を伝えました。「自宅での皮下点滴は、腎臓病の仔にしか許可していませんが、月曜日まで様子をみて、以後も必要なら許可してもいいです。」ということでした。「今朝もちゅ~るを喜んで舐めたから、いろいろなものが食べられるか試してください。」とも云われました。私は、一応そういう状態なのはよかったと答えましたが、はっきり言って信じられないと思って帰りました。



帰ったのが午前九時半くらいでしたが、十時くらいにちゅ~るを試しにやってみましたが、案の定見向きもしません。おそらく、ほんの一口くらい舐めただけだったのだろうと思いました。喜んで舐めたのが本当なら、二時間後にまったく舐めようともしないのはありえない話です。お昼にもう一度、ちゅ~る・パウチのウエット食・a/d缶と試しましたが、まったくダメでした。予想通りなので、あとは強制給餌で、a/d缶を少しでも食べさせるようにするしかありません。

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夕方、強制給餌をしてみましたが、予定の半分も食べさせられませんでした。茶四郎で、練習したようにはいかないようです。ただ、一か月以上ほとんど食べてなかったから、初めてまとまった量が胃に収まったのは事実で、制吐剤が効いているので、吐くことがないのがありがたいです。トラちゃんの様子は、かなり痩せてきていますが、前回連れ帰った時と比べたら、顔つきもしっかりしているし、なにより動ける状態なのでほっとしております。