ちょっと早いクリスマス寒波に見舞われております。先週までは大丈夫でしたが、三日前から足の指が、痛くなってきました。毎年恒例のしもやけですが、寝るとき足が暖まると痛痒くて仕方がありません。この感覚を味わうと、本格手に冬になったことを感じます。三月くらいまではずっとこんなことの繰り返しなんでしょう。新型コロナ感染やインフルエンザも流行してきていますから、気を付けなくてはいけませんね。オミクロン対応の新型コロナワクチンの五回目を受ける予定になっています。いったいいつまで続くのだろうと思いますが、まだ半年やそこらは終息は難しいだろうと思っております。

さて本題なんですが、まったく油断しておりました。

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昨日、買い物に出かけようとしてふと道路際に掛けてあった干し柿を見たら、二本しか見当たりません。ここには3~4つ吊るしたものが八本くらいつるしてありあました。



こちらは四串下げてあったのに、二本しかありません。

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一串は明らかに、獣が食べた後が残っています。

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最初、盗人の仕業かもと思いましたが、盗人は紐なんか残していきませんよね。これは明らかに獣害です。去年はまったく被害がなかったので、油断しておりました。

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犯人が残していったヘタで、被害は約三十個強といったところです。惜しいのは、六個は特に大きな柿で、とても甘くなるものがあったのですが、すべて食べられてしまいました。

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南側の軒下に吊るした柿は無事でした。犯人が気が付かなかったのか、高くて登れなかったのかわかりませんが、なんとか被害を免れました。年末くらいまでは外に吊るしておきたかったのですが、すべて屋内に避難させました。

今、本土には似たような獣が四種類生息しております。まずは日本固有種の“タヌキ”、これは柿は食べますが高い所は無理でしょう。次の犯人候補は“二ホンアナグマ”、元々は外来種ですが、今は準固有種の扱いを受けています。タヌキに似ているので昔の人から“ムジナ”と云われていたのが、二ホンアナグマじゃないかと云われております。これも木に登る話は聞かないので犯人ではなさそう。ちなみにタヌキの肉は、獣臭が強くて食用には適さないそうですが、アナグマは、無臭でおいしいそうです。よくいう“狸汁”の肉はアナグマらしいです。最有力候補は、樹上性で柿の好きな“ハクビシン”です。これが一番怪しいですが、“アライグマ”の可能性も高いかな!? この辺りでアライグマの目撃情報はもう十年以上前からあるし、夏にトウモロコシを荒らされたこともあります。これは、獰猛で狂犬病を媒介することもある厄介者です。山猫トラちゃんが酷い裂傷を負ったのも、たぶん相手はアライグマの可能性が高いです。どちらにせよ、食べ物を見つけられたので、うっかり外に食べられるものは置けません。

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ちょうど試食をしようとしていた矢先だったので、とっても悔しいのですが、全滅しなかっただけ増しかな!? 被害を免れた串差しのものを食べてみました。まあごく普通の干し柿です。去年より少し小ぶりなのですが、買ってくることを思えば¥2400と緯度の出費で、とうぶん干し柿を食べることができます。

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ウチに出没する“悪いサル”と“悪いタヌキ”です。特にサルのほうは、最近、悪戯ばかりしていて手を焼いております。