今日は、七十七年目の広島慰霊の日でした。私が小学生のころは、広島長崎の慰霊の日が過ぎると夏休みも半分くらい終わったと思ったものでした。ただあのころの日本は平和を享受していて、天候も今ほど苛烈じゃなかったし、天災も今ほど多くなかった気がします。それが今ではパンデミックに大震災が起こり、核保有国のロシアが隣国に攻め込み、核の使用もほのめかしています。また極東では、同じく核保有国の支那共産党政権が、台湾に対して大規模の軍事演習を行い、こともあろうに我が国のEEZ(排他的経済水域)に平気でミサイルを撃ち込んでいる始末です。私が還暦を迎えるころの世の中が、まさかこのようになっていようとは当時では、想像だにできなかったです。



53年前に放映されたドラマのDVDを入手しました。ちょうど四年前ほど、CSの契約を解除しようとした処、“ケンちゃん”シリーズがホームドラマチャンネルで始まるのを知って、契約を継続したものです。“ケンちゃん”シリーズは、当時ものすごい人気がありまして、『ジャンケン・ケンちゃん』は記念すべき第一作であります。ケンちゃんを演じた宮脇康之さんは、当時小学二年生で、一年生を演じていたそうです。私は、ほぼ同じ世代なので、何とも言えない親しみを感じます。リアルタイムでは『ジャンケン・ケンちゃん』と第二作の『ケンちゃんトコちゃん』まで見た記憶があります。

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放映当時の1969年は、大阪万博の前の年で、戦後の高度経済成長の頂点のような時代でした。私の記憶では、1970年の前半までは、大阪万博でなんとも浮かれたような世相でしたが、冬になると急に不景気風が吹いてきたようなに感じたものです。

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もう53年前のドラマなので、おじいさんやおばあさん、おじさん役の俳優さんは、すでに鬼籍に入られています。お父さん役の前田昌明は、御年九十歳だそうです。この方は、母と同じ年の生まれなのも親近感を感じます。お母さん役の岸久美子さんは、当時二十三歳だったそうで、異例に若いお母さんでした。この方は、シリーズのほとんどのお母さん役を演じていらっしゃいます。50年ぶりくらいに見ましたが、おぼろげに覚えている話もあり、とにかく映像の中の風俗・車・街並みなどすべてが懐かしくて感動ものです。

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六十過ぎでこの話を、見続けるのはきついので、間を開け一年くらいかけて見終わりました。このシリーズは、後に道徳的なストーリーが多くなるそうですが、この作品については、小学一年生のケンちゃんが、いたずらしたり、小さな冒険をしたりで自然でほほえましいエピソードが多いように感じました。(ホームドラマチャンネルで第五作のおもちゃ屋ケンちゃんまで見ることが出来ました。)ちょっと驚いたのは、お父さんの『俺たちが子供のころは、空襲や疎開などで・・・』といったセリフで、終戦からたった24年後の話なので当たり前ですが、少々ぎくりとさせられました。この当時はネットもスマホどころか携帯電話も民生用ビデオもなくて、今と比べたら不便な社会でしたが、実に明るくほのぼのしています。夏と最終回の旅行の回やクリスマス・お正月なんかの回を見ると、当時の観光旅行やお正月などの様子が思い出されました。

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唐突ですが、このトウモロコシは出来がいいほうで、ちょうど食べごろでおいしかったです。

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だらだらと蒸し暑い夏ですが、お盆を過ぎると夏も終わりに近づきます。夏らしさを求めて、半切りのスイカを買ってみました。味はまあまあかな!?

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よく似た画像を以前アップしましたが、これはまた別の画像です。こういった感じでくっついていることが多いんです。ちなみにインスタで、これの動画をアップしたら、いろんな方から“いいね”を200くらいいただいて驚きました。インスタは、動画を簡単にアップできることが気に入っています。ユーザー名は、debuneko_danceですので、機会があったらご覧ください。