私は日本軍の兵用官給品の現物及びレプリカを重点的に収拾しております。 中でも携帯天幕は好きな装備なので、現物の違うタイプを3枚所有しております。 できれば現物・レプリカを問いませんが、24枚使用可能のものを集めてみたいと思っております。 なぜ24枚かといいますと日本陸軍は兵の装備する携帯天幕を4×6≒24枚組み合わせて、最大収容人数38人といわれる大型幕舎を設営したそうなのです。 これをぜひ再現してみたいのです。 まあ24枚揃わなくても9~16枚あるとそれらしいものを設営できます。 
 
幕舎を設営するには、控杭(ペグ)と支柱(ポール)、張り綱がいるわけですが、控杭(ペグ)と張り綱に関しては代用品でも十分でしょうが、支柱(ポール)についてはそれらしいものを使いたいですね。 がしかし現物の支柱(ポール)はほとんど現物がありません。 ごくたまにオークションに出ますが非常に高価になりますね。 中田のレプリカがまた入手困難な品なので、代用品を探すしかないわけです。
 
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某軍装品店でドイツ軍の個人テント(ツェルトバーン)用代用品として売られていたスイス軍(二次戦当時品)の支柱(ポール)と控杭(ペグ)と収容嚢のセットです。 控杭(ペグ)が一本足りないようですが、2セット購入して二つとも控杭(ペグ)は2本でした。
 
支柱(ポール)が長さ41cm、太さ2cmぐらい、控杭(ペグ)が長さ24cmぐらいで、支柱(ポール)と収容嚢はドイツ軍のものに良く似ています。 支柱(ポール)については日本軍のものより少し長いようですが、日本の携帯天幕に使用することは何も問題ないと思います。 本物の軍用なので支柱(ポール)を組んでもがっちりしていて
すばらしい精度で作られております。 また日本軍のものはこんな立派な収容嚢はついておりません。
  
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ドイツ軍の個人天幕(ツェルトバーン)は本物はもちろんのこと出来の良いレプリカは世界的にも入手困難なようで、代用品のスイス軍のものも入手困難になるかもしれませんね。 2~3年前と思うと徐々に値段が上がっているようです。