イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3
携帯天幕の2枚目は昭和16年以前に製造されたもので、検定印が見あたらないのでとりあえず戦前型といたしました。
特徴としてはまだ物資に余裕のある時代の製品であるので、生地の織り目が細かく上質な布地であり、ロープ通しがすべて金属製となっています。
 
 
一遍に7本ついた小ロープ通しは鉄製の二つ穴のハトメになっており、受ける側のロープ通しはアルミ製のハトメとなっています。 四隅にはアルミ製のハトメが三つに、鉄製の大型ハトメが一つありますが、鉄製のハトメは錆びてしまっているものが多いのですが、この個体は錆びもほとんどなく、非常に良い状態を保っています。
 
あまりに状態が良いので、中田製のレプリカではないかとも思いましたが、以前見たレプリカは、大型のハトメもアルミ製であったので本物だろうと思います。(中田製レプリカはもう製作されてなく、かなりのレアアイテムです。)