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陸軍型リュックサックと一緒に購入した飯盒の二つが、九二式二重飯盒であることが判明したわけですが、残りの一つも紹介いたします。
 
向かって左がそれで、右が対比用のロ号の未使用品(昭和17年製)です。右のものに比べて左はやや小型です。刻印は一切ありません。アルミ素材もロ号に比べてやわらかい感じがいたします。以前『九二式より古い物にはメーカーの刻印はない』と聞いたことがありましたが実際はどうなのか不明です。
 
明治期の飯盒は取っ手の留め金が縦型のようですが、左のものはロ号のように横型の留め金になっています。一人の方がお持ちであったようなので昭和初期のものかもしれません。(昭和7年以前、紀元2592年以前)
 
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右のロ号の刻印です。紀元2602年ではなく昭和17年になっています。〇の中にロの刻印はロ号という意味でしょうか?飯盒についてはわからないことが多いです。