論述~エネルギー・鉱山資源
前回の授業で語句指定論述の仕方 を紹介しました。
今回は一つ例題を出しますので、「①なに→②なぜ→③それで」の順番で論述してみてください。
<例題>
日本では第2次世界大戦後の復興期から高度経済成長期にかけて、大きな国内人口移動が起こり、地域的な年齢人口構成のアンバランスが生じた。この状況を、次の4つの語句を全て使って説明せよ。
ひょうたん型 多産少死 過疎過密 産業構造
この問題は状況説明を求めていますが、実はすでに問題文で状況説明がされています。
ですから、問題文をなぞりながら言葉を変えてより詳しい状況説明をしてくださいということです。
①日本の戦後から高度経済成長期にかけての産業構造と人口動態の変化
②なぜ大きな国内人口移動が起こったのか
③それでどんな地域的な年齢人口構成のアンバランスが生じたのか
以上の「①なに→②なぜ→③それで」が書ければOKです。
<解答>
人口動態は、戦後のベビーブーム以降、多産少死型から少産少死型へ変化し、産業構造は、急速な工業化とともに第1次産業中心から第2、3次産業中心へと変化した。特に工業が集積した太平洋ベルト地帯の大都市へ地方からの若年層を中心に人口流入が進んだため、過疎過密が生じた。このことにより、地方の農村では人口ピラミッドがひょうたん型に、都市では星型になった。
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『エネルギーの開発』
●産業革命前…人、家畜、風、水
●産業革命後…石炭
●エネルギー革命後…石油、天然ガス
※近年はウランやプルトニウムを資源とした原子力も開発が進められている
※今後最も期待されているのがクリーンエネルギーである
●クリーンエネルギー
・太陽熱、太陽光、潮汐、地熱、風力、波力、バイオマスなど
・グリーンニューディール政策
●一次エネルギー
・化石燃料、原子力、水力、風力
●二次エネルギー(一次エネルギーを変換)
・電力、木炭
『世界各国の発電型』
●火力中心型
・天然ガスのオランダ
・石炭の中国、ポーランド、インド
※語呂【おっす!オラ天然。石炭は中国がポイント】
●火主水従型
・イギリス、ドイツ、ロシア、日本、アメリカ
●水力中心型
・ノルウェー、ブラジル
●水主火従型
スウェーデン、スイス、カナダ
※語呂【すいかブラ好かん!】
※注 ノルウェー+スウェーデン=スカンディナビア
●原子力中心
・フランス(ただし、発電量はアメリカが世界一)
・原子力ゼロ…オーストラリア、ノルウェー、ポーランド、中東諸国
※語呂【原子力?OhNo!ポチッ】
『各種資源の種類と分布』
●鉄鉱石
・安定陸塊に多い
・ロレーヌ地方のミネット鉱
・トーマス製鋼法
・中国、ブラジル、オーストラリア
●石炭
・古期造山帯に多い
・露天掘り、坑内堀り
・中国、アメリカ、インド
●石油
・新期造山帯に多い
・褶曲構造の背斜部
・ロシア、サウジアラビア、アメリカ
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今回のエネルギーの開発の部分はT君が先生役でした。
以前の授業とは違って、導入を工夫し、テキストを見ずに話していました。
着実に成長していく姿に感動しました。
「教えて90%」の効果が出てくる頃です。
次の模試が楽しみですね。
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