傾聴~恐れにアンテナを~
「どうすれば良い評価をもらえますか?」
査定面談を終えたある社員から相談を受けました。
実は企業研修や人事教育制度構築の仕事もしている石動です。
査定には必ず評価する人がいます。
ですから冒頭の質問への回答は非常にシンプルなものになります。
「評価してくれる人の恐れを解消してあげればいいんだよ」
評価する人が上司である場合、部下は上司の恐れを把握する必要があります。
その恐れを解消、もしくは和らげてあげれば評価が上がるからです。
だって上司にとっては自分の足を引っ張るどころか、精神的にも頼りにできる部下になるわけですから。
普段の会話の中にはポロポロと恐れの感情が垣間見えます。
それを逃さずキャッチして、自分のできることでフォローアップして下さい。
「なんでこんなこともできないんだよ!!」
→【部下ができないと自分が無能な上司だと思われる恐れ】
→<決して上司のせいにしないこと。自分の能力アップに努めること。>
「残業はしないようにしましょう」
→【人件費増による利益圧迫と自分の評価が下がる恐れ】
→<自分の残業を減らすこと。その経験をもとに、残業を減らす仕組みを提案すること。>
ここまで直接的ではなくても、愚痴・不平・不満・怒りには恐れが満載です。
「~しなきゃ」とか「~すべき」などの言葉が出てきたときにも恐れが内在している場合があります。
相手が何を恐れているのか、常にアンテナを張って傾聴しましょう。
そしてこのアンテナを敏感にするために、自分は何を恐れているのか自問自答する癖をつけましょう。
きっと上司とのコミュニケーションが深まり、自分が会社でやるべきことが明確になります。
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なお上司がすごく利己的で会社全体の利益を度外視しているようなら諌言も必要です。
ただし責めるような言い方は上司を敵に回すだけです。
上司が利己的になる根本理由には、何かを恐れる気持ちがあります。
その恐れを一緒に解消していく姿勢で接してあげて下さい。
※上司の方は部下の恐れをキャッチしてフォローアップしてくださいね。
お互い様でおかげさまの関係ですから。
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大学受験での評価者は大学の教授や職員ですが、恐れは明らかです。
「学力の低い生徒が入ってきたら苦労するという恐れ」
「問題を起こしそうな学生が入ってきたら大学運営に支障をきたすという恐れ」
これらの恐れを解消するために受験生ができることは一つ。
勉強すること。
勉強は学力を向上させ、人格を磨くことにつながります。
相手の恐れを解消するために、いま自分にできることを一生懸命やりましょう。
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