スピッツ田村明浩ファンによるチェロとベースの低音談議 -4ページ目

スピッツ田村明浩ファンによるチェロとベースの低音談議

バンドで弾いているエレキチェロ、ベースのことやスピッツをはじめとする大好きな音楽について書いていきます。

こんばんは、旅行などに行っていて更新が少し遅れてしまいました。

まーたこいつこのまま書かないで終わるなぁーと思った方、残念でした!
まだ続けますよー。

前回まではただの僕の自己紹介で終わってしまいましたが、今日から1人ずつベーシスト・チェリストを紹介していこうと思います。


第1回の今日は、今までさんざん好き好き言ってきたので
日本で僕が一番好きなベーシスト・スピッツの田村明浩さんを取り上げようと思います。

まずは僕の特に好きなベースラインということで、こちらの曲をお聞きください。



アルバム『隼』収録のHolidayです。
スピッツには珍しくベースのチューニングがドロップDというのが、まず最初に気付く特徴なのですが
低音にもっと注目してみると田村さんのベースプレイがとてもよく表れた本当に素敵なベースラインということに気付きます。

田村さんのベースの魅力は、一言で言うなら
『楽曲を最高に引き立てつつ、自分も歌の後ろで伸びやかに歌う』
ということだと思っています。

このHolidayでもその魅力は存分に発揮されています。

スピッツの曲ではこのHolidayのようにイントロ・Aメロのテーマ・リフの主体はベースであることが多いです。群青なんかもその最たる例ですね。
そしてサビに入るとメロディの裏で自由自在に動き回る。
しかしそれがメロを邪魔するどころか楽曲を引き立てる元になっているんですね。

(もちろん逆で、Aメロは遊び回ってサビでは途端に堅実なプレイをするような曲もあります。
これは曲にメリハリを与えるので、田村さんも意識的にしていることだと思われます。)

サビでベースが別のメロディを引いていると、曲自体がガチャガチャしてしまいがちですが
田村さんはかえってメロのよさが引き立つようなベースラインを弾く卓越したセンスを持っているのですね。

このHolidayについてさらに詳しく言うなら、サビの最初(歌詞でいうと『この道は~』のあたり)は
ルート音のGからほとんど動かず『続く~』の最後らへんからいきなり
4弦の14フレットまでスライドし、そのあとは裏で別のメロディを奏でるといったことをしています。

さらに個人的にたまらないのはCメロ『古い暖かな~』からの下降した後、再び上昇する美しいベースラインですね。
このベースが他の物になっていたらこの曲の印象自体が変わってしまうというほどの印象的なフレーズだと思います。


さて、もう一つの田村さんの魅力的な特徴として、ベースラインのアレンジが音源とライブによって全然違うということがあります。

まずこちらは僕が弾いたスピッツ『点と点』のベースライン。
耳コピですがなるべくとアルバム「さざなみCD」に収録されたオリジナル音源のベースをなぞるように弾いています。
リズムのよれはご容赦ください。(録り直したいなこれ…)



そしてこちらが田村さん自身のLIVEでの『点と点』です。



聴き比べていただくと分かると思います。
イントロ・Aメロのベースリフはほとんど原曲と変わらないのですが
Bメロ(歌詞でいう『真っ直ぐに君を見る~』)のベースラインが全然違いますね。
さらに2番のAメロではワウをかましオクターブ上でリフを弾くという目立ちよう。
正直濡れますね…。

ブレイク後のサビのベースラインもアレンジが加わっていて最高にかっこいいです。
そして恐らくですが、このベースラインは事前に考えられて決められたものではなく、ライブごとに異なるアレンジをアドリブでしていると思うのです(というか絶対そう)。

このように、曲のキモになるような大事なベースラインは絶対に崩しませんが、遊べるところはとことん遊ぶ。
こんなにライブごとにフレーズの変わるベーシストは邦楽のバンドではなかなかいないのではないでしょうか。
そしてもし本当にライブごとにフレーズが違うとしたら、それはその会場で見たお客さんにとって最高のプレゼントになると思うのです。
すべての会場で同じようにプレイをすることも大変だし大事かもしれませんが、
やはりライブバンドがそれじゃ少し物足りないですよね。
その日、その場所でしか絶対に聞けないベースライン・演奏というのを見せるのがやはり本当のライブバンドなのではないでしょうか。
それを自ら体現しているのが田村さんだと僕は思います。


さて、だいぶ長くなってしまいました…
この文章だけでも、僕のほとばしるスピッツ愛がだいぶ伝わったのではないかと思います。
でもまだまだ書き足りないので、田村さんについてはそのうちまた取り上げたいと思います。
機材のこととか全然触れてないですしね。

最後に大きな魅力のひとつ、田村さんのライブでの暴れ。
これは言葉よりも動画を見ていただいたほうが早いです。

ちなみに僕が数年前に新潟県民会館でスピッツを見たときは
「俺のすべて」でベースのストラップを持って宙をぶん回したあと床にベースを叩きつけ、
ベース弦を引きちぎって、最後は弦のないベースのフレットを直接マイクに擦り付けておられました…笑



この動画の見どころは
2:30~ ギターソロと思いきやピッチシフターをかましたベースソロ。
3:08~ ベースアンプの上で演奏。
3:20~ 駆け抜けるリーダー、瞬間移動か?
3:42~ リーダーを見て笑うクージーさん(キーボ)。その後再びダッシュ。
4:29~ はい、ベース弦引きちぎり。

とりあえず田村さんに限ってはこんなところ。
バンドとしての演奏も素晴らしいのでぜひ見てみてください。

それでは長くなりましたが今日はこんなところで!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
さて、とりあえず今文字を打ちながら1日坊主にならなかったことにホッとしています。

このブログではチェロやベースに視点を置いた、低音中心の音楽のことを書いていこうと思っています。

面白いチェリストやベーシストがたくさんいるので少しづつ紹介していけたらなと。

ちなみにオーケストラにも所属していたのでクラシックも大好きなんですが、
現在はバンド活動がメインなのでバンド中心のお話になるかと思います。

次回くらいからはベーシスト・チェリストの紹介をしようと思うのですが、
その前に今日は僕自身の好きな音楽・バンドを書いていきます。

基本的には邦楽の歌モノ、海外のオルタナ・グランジ・ミクスチャーがツボです。
変態系もよいです。最近はクラブミュージックも好んで聴いています。


邦楽
スピッツ/くるり/the pillows/NUMBER GIRL/スーパーカー/ゆらゆら帝国/キノコホテル/ASIAN KUNG-FU GENEATION/椎名林檎/AJICO/HiGE/OGRE YOU ASSHOLE/
ROVO/LOSALIOS/toe/SPECIAL OTHERS/unkie/凛として時雨/the band apart/
Pay money to my pain/GUN DOG/ヤクザキック

洋楽
THE BEATLES/NIRVANA/Kula Shaker/Oasis/Queen/Weezer/
Death From Above 1979/Lightning Bolt/The White Stripes/Deerhoof/BO NINGEN/
KORN/LINKIN PARK/Rage Against The Machine/System Of A Down/Deftones/Incubus/Red Hot Chili Peppers/Limp Bizkit/Hadouken!
Infectious Grooves/PRIMUS/Les Clyapool/Screaming Headles Torsos
Justice/Skrillex/Feed Me


長すぎて読む気も失せると思うので特に好きなのに絞って挙げるとすれば
邦楽はスピッツ、くるり、ゆら帝、ナンバガ、ROVO
洋楽はビートルズ、NIRVANA、Weezer、KORN、LinkinParkあたりでしょうか。

最後にスピッツの大好きな曲を貼って今日はここまでにします。

はじめまして、はるかおすといいます。

新潟でチェロとベースを弾いて活動をしています。

好きな音楽はたくさんありますが、10年以上前からスピッツの大ファンです。

もちろん好きなベーシストは田村明浩さん。

最近はスピッツ好きが高じてYoutubeなどにスピッツのベース弾いてみた動画を投稿しています。

スピッツ 『野生のポルカ』 ベースカバー



一方で小さい頃から習い始めたチェロも続けており、
オーケストラを経て現在はインストのジャムバンドでエレキチェロを弾いて活動しています。


このブログでは音楽活動の他、大好きな音楽について記事を書いていきたいと思っています。


筆不精にて今までに何度もブログは挫折しているのですが、今回は続けていけたらなぁと思っています。
どうぞよろしくお願いします。