どうにかなるひび
なんかかわいらしいのが出てきました。


『本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし』(京極夏彦/講談社)という本の帯に付いている

応募券の全プレでもらった豆本です。


どうにかなるひび
いい比較対象が手近に見当たらなかったので香水のボトルと背比べ。


どうにかなるひび
中身もちゃんと読めますよー。

内容は狂言「豆腐小僧」の台本。



豆腐小僧…懐かしいなー。

インフルエンザで43℃超の熱を出した時、暇と辛さを紛らわしたくて

目が覚めてる間はずっと読んでた。

曲げるにも苦心する指先で懸命にページを繰って。

豆腐を持って立ってるだけ。無害な愛らしい妖怪、豆腐小僧の自分探しの旅。

すごく和やかな気分になれる。


いつしか熱で朦朧として、空想と現実の境が曖昧になって、

仰向けに横たわった私の顔の横を小さな何かが賑々しく行進し始めた…百鬼夜行だ!

わくわくとした気分を抑えきれずにそちらへ視線を遣る。

ちっちゃいおっさんたちがくんずほぐれつわらわらと群れながら

女学生の如くきゃっきゃとちょっかいを出しあい楽しそうに列をなして歩いている…

……lil○l ̄l_


そんなこともあったね…というのはさておき。


狂言もちゃんと見に行きましたよ。

初めての狂言。ていうか古典芸能。

あんまり解らなかったらどうしようと少しだけ不安でしたが、普っ通~に楽しめましたね!

間抜けで役立たずで滑稽だけど愛嬌に溢れてて憎めないヤツ、

愛すべき江戸のキャラクター妖怪豆腐小僧がここに!


現代狂言の豆腐小僧以外は古典狂言でしたが、

そっちは難しいのかというとやっぱり面白くて。

天丼ネタとかもうたまんないですね。お腹抱えて笑いました。



続巻はいつ出るのかな。楽しみ。

京極先生!待ってますよ!