また、想い人がひとり増えてしまった・・・
一ノ瀬リョウ。
最初は嫌なヤツ。でもそれは繊細な内面を守るための仮面のようなもの。
そんな複雑な事情を抱えたリョウの焦りや葛藤・苦悩を、蒼汰くんはしっかり演じていた。
唐沢さん演じる本城に連れて行かれた居酒屋(?)で自身の夢を聞かれて打ち明けるシーン。まだ心を開いたわけではないリョウが、食べたり飲んだり喋ったりするのを観ていたら、なぜか涙が滲んで来てしまった。あぁ、、この人が好きだ・・・って思ってしまった。顔かたちが蒼汰くんだから、ではない。弱さと辛さを隠して虚勢を張るリョウに、心を掴まれてしまったから。それでも夢を持って必死に這い上がろうとしているリョウの心情を、蒼汰くんがここまで見事に演じているのにも感嘆した。
「表現ってのは必ず伝わるもんだ」
本城が「スーツアクターなんて顔が映らない日蔭の存在」と言うリョウに向けて言う言葉。分かる。伝わるよ。伝わって来てるよ。
唐沢さんはとにかく見事だった。本城は唐沢さんじゃなきゃ出来ない・・・というか、唐沢さんの分身みたいなものなんだろうな。スーツアクター歴25年の本城からは、さまざまな葛藤と哀愁は伝わるけれど悲壮感はない。夢を信じて真っ直ぐ真摯に仕事に取り組む人間性が、それを凌駕するからだ。アクションの素晴らしさは言わずもがな。
いちばん感情移入してしまったのは、やはり凛子さんだな。年齢的にも立場的にも。夫の夢は応援したい。でも危険なことはして欲しくない。妻なら、母親なら当然のこと。でも家族のために自分の夢を犠牲にするような男なら、最初から好きになんかなってない。この辺りの葛藤と苦悩が、和久井映見さんの演技からリアルに伝わってくる。
あと、黒谷友香さんと小出恵介さんが良かったなぁ♪黒谷さんのキャラクター最高!小出くんは上手過ぎて、後半になってやっと「あ!」と思ったくらいw本物のマネージャー感出し過ぎ!
2人に限らず、脇を固める個性的で魅力的なキャラクターたちを演じる役者さんたちが、素晴らしくて面白くて♪♪ この作品に関われたことは、蒼汰くんの大きな大きな財産になってるだろうなぁ(* ̄▽ ̄*)
情熱大陸の中でも紹介されてた弟妹たちとのシーン。萌えもありつつ、ググッと胸に迫るものがあった。「俺の邪魔をするな!」と怒鳴りつけてしまう場面。リョウだってまだ大人になりきれてないんだ。自分なりに必死に頑張っても、思うようにアクションが出来ない。でもやらなきゃ!・・・そんな焦燥感と葛藤がグイグイ迫ってきた。
本城にアクション指導を願い出てからのリョウの表情の変化も良かった。もともと目ヂカラは強いキャラだけど、トレーニングを積んで少しずつ自信がついてくるのに比例して、目の輝きが増してくる。これはリョウを演じることが、蒼汰くん自身の役者としての成長にも繋がっているからなんだろうと思う。そういう意味でも、この作品は蒼汰くんの俳優人生にとって大きなターニングポイントになったんだろうな・・・と感じる。
そうそう♪ トレーニングに行っていた神社が知っているところでビックリ!数年前に行ったことあるww( 近いうちにまた行ってみますね)
その神社と体育館でのトレーニングシーン。みんなスゴイんだけど、リョウが(蒼汰くんが)カッコ良くて惚れ惚れしちゃいました。まだ殺陣や技が出来てない設定だし、実際発展途上なんだけど、それでもカッコいいw 見惚れるw
もともと母子家庭で、さらに母親が家出してしまった・・・と思われるリョウにとって、本城は父親のような存在でもあったのだろうなぁ・・・と感じた。
チームのみんなが家族のようであたたかくて、頑なだったリョウの心が解れていくのが良いんだよね。良かったね・・・ってまた涙。。o(;_;)o
リョウの笑顔。
屈託なく笑う蒼汰くん自身の笑顔とは違って、ちょっと遠慮がちな不器用な感じに見えるんだよね。例えば、弟妹との食事のシーンで笑いかけるとき。それからラストの母親との再会のとき。あの笑顔はたまらなかった。絶妙で最高に愛しかった。最初は「えっ?」って感じの軽い驚きの表情から徐々に泣き笑いに変わって行くさまが絶妙で、、泣けた。涙でリョウの笑顔がかすんだ。
あぁぁ。。もう、またリョウに逢いたいよ(笑)


