好きなアルバムジャケット、ベスト5の続きです。
今回は、オリジナルよりカッコいい(?)別バージョンのLPジャケット。
そもそも何でオリジナルとはちがうジャケットになるのか?
本国とは別の国で発売される場合には、その国のレコード会社の規則とか、その国特有の事情とかで、必ずしも本国のレコード会社に合わせることができるとは限らない、そういう状況があったらしいのですね。
これは、60年代70年代特有の現象だったのではないかと思います。
80年代以降は、どこの国でも同じジャケットというのが当たり前になりました。CD時代になってからは、リマスターなどで新しい盤が出るときに若干デザインが変わったりすることはありますけどね。
では、ザ掲示板のスレッド「プログレ、ジャケットの名盤」のログから、引用します。
今回もレスの合間に画像をはさむことにします。
[88] ナガフキン 2004/04/26 14:18
オリジナルよりいい他の国のジャケ5枚。(10枚も思いつかなかった。)
(1)fleetwood mac "english rose" USA
もともと英国とはタイトルも収録曲も違うんだけど、ミック・フリートウッドが女装しておののいている顔は傑作。
このLPは個人的にホワイトブルースロックの傑作としてすっごい好きなLP。何度聴いても飽きない。クラプトンのブルース・ブレーカーズより好きです。
(2)siren "strange locomotion" USA
英国盤はつまらないイラスト。これはギミックカバー。これもブルースだけど、ケヴィン・コインのボーカルを中心に、一本気に淡々とブルースやってる小気味良さ。パーティーのBGMにグッド。
(3)gentle giant "octopas" USA
ディーンのオリジナルジャケ飽きちゃった(笑)。これは個人的に米国盤のしゃきっとした切れのいい音質が気に入ってるの。
(4)pink floyd "relics" USA
ニック・メイソンのイラストは素晴らしいけど、この気味の悪い土面は「ユージン」にぴったりしてたりして・・・。
(5)rolling stones "sticky finger" SPAIN
これは断然オリジナルの方がセンス(?)いいけど、有名なんで。これは「お下品ジャケ」のコーナーかな。
(番外) ビートルズ関係で初期のフランス盤。 soft machine "1" はUSAがオリジナルだった。
まだなんかありそうなんだけどとりあえず・・・。
[89] 詩織&はるか 2004/04/27 02:22
>>88 知らないバンドもあったので、画像でじっくり見てみました。
(1)fleetwood mac "english rose"
USA "English Rose"
http://images.amazon.com/images/P/B000025SME.01.LZZZZZZZ.jpg
ジャケットは、クリムゾン「宮殿」と双璧をなす…(^_^;)
Black Magic Woman の入ってる、初期ベストアルバムのひとつですね。
UK "The Pious Bird Of Good Omen" http://images.amazon.com/images/P/B000007U2O.01.LZZZZZZZ.jpg
同じころのベスト盤だからこれと比較してみると、サンタナでヒットしたBlack Magic Woman登場という感じのジャケットで、芸がないといえばないかも。
じつはFマックのアルバムをしっかり聞いたのは歌姫スティービー・ニックスのいる時期…(^_^;)。
でも、サンタナのBlack Magic Womanは70年代のディスコでよくかかっていましたね。
(2)siren "strange locomotion"
USA
EUROPE
http://www.rockzirkus.de/lexikon/bilder/s/siren/siren.htm ヨーロッパ盤、アメリカ盤、ギミック盤、まとめて見れるページ。
これで比べてみると、まぁ、同じモチーフの使いまわしではありませんか(^_^;)でもわたし的にはそういう手法好きですよ。
ギミックは、どんな仕掛けがあるんでしょう?
知らなかったバンドなので、ヴォーカルのケヴィン・コイン氏が、ミュージシャンの他に、イラストレーター、作家を兼業している人だということも、今回初めて知りました。ジャケットの絵もおおむねケヴィン画なのね。いちおー、ケヴィン氏のオフィシャルサイトもメモしておきましょうか…興味のある人はソロアルバムからのMP3聞けますよ。
http://www.kevincoyne.de/Music.htm
[90] 詩織&はるか 2004/04/27 02:35
(3)gentle giant "octopas"
UK
http://mitkadem3.homestead.com/files/Gentle_Giant_Octopus_UK_CoverJPG.jpg
ロジャー・ディーン画、もろ食用タコですね。ドラゴンや蛇みたいなファンタジーばかり描くひとだと思ってたから意外(^_^;)
USA
http://tralfaz-archives.com/coverart/G/Gentle_Giant/gentle_giant_octo.html
こっちのタコは瓶詰め。SF小説の表紙のような感じで雰囲気がいいですね。裏面も瓶詰めなのが笑える(^_^;)
このバンドも初めて知りました。YESのお好きな方々ならきっとご存知でしょうね。
瓶詰めタコは、ジョン・バーグのアートなのね。
Chicagoのロゴだけ真ん中にある「Chicago II」や、似顔絵の白黒画でスティーブン・タイラーの唇なんかを誇張したAerosmith「Draw The Line」を手掛けた人。
プログレ系はあんまりやってないみたいだけど、アメリカンロックが多いだけあってグラミーのアルバムカバー部門の受賞も多い巨匠ですわね。
(4)pink floyd "relics"
UK
USA
AUSTRALIA
http://www.pinkfloyd-co.com/disco/relics/relics_art.html
このページでは、6種類のジャケットを見れます。
ユージーン…に似合いそうな土偶は、通称「四ツ目」とも言われるアメリカ盤の表面ですが、裏面が情けない(;_;)。
ニック・メイスンのペン画2種、ヒプノシスの手が加わる着色バージョン2種、四ツ目で表と裏、コインをちらばしたオーストラリア盤1種、全部まとめて見て下さい(^_^;)
ピンク・フロイドの場合は、「炎」「狂気」のように、基本的な構図は同じでいくパターンが多いというのに、ここまで差がつくというのもめずらしい例だわ…
(5)rolling stones "sticky fingers"
UK USA etc.
http://images.amazon.com/images/P/B000000W5N.01.LZZZZZZZ.jpg
SPAIN
http://www.visualgallery.com/stones/stickyspan.jpg
スペインは、缶詰めバージョン。この時代だとフランコ将軍なので、オリジナルのほうが使えなかったんでしょう。あ、このスペイン盤もアンディ・ウォーホル作だったのね。
ほかのアルバムでもきわどいジャケットがいくつかあるし、ストーンズだけでお騒がせベスト10が作れるかも(^_^;)
[91] ナガフキン 2004/04/27 13:33
>>89, >>90
いやはや、詳細なフォローにびっくり仰天感謝感激! はるかさんの前ではいい加減なこと書けないぞ!(笑)
フリートウッド・マック :
ぜひ聴いてください。「love that burn」は涙モノですよ。ホワイトブルースの良さ凝縮の1枚。良くも悪くもZEPがこの系譜を打破した。
サイレン :
僕の持ってるのはこの1枚だけ。だからはるかさんの情報、重宝します。全然知らなかった。
ジェントル・ジャイアント :
非常に特殊というか技巧的な変拍子を奏でるインストと緻密なコーラスワークを得意とする特異な芸達者グループ。「モザイク」のような音楽。
ジョン・バーグっていう人も初めて知りました。どうせレコード会社の専属スタッフが適当に考えたもんだと思ってたよ。
ローリング・ストーンズ :
スペインの方もウォーホール作だったとは知らなかったです。
ありがとうございました。
今、イケメン・ジャケ 考えてるけど、やっぱ「デイビッド・ボウイー」が天下無比の立役者、右に並ぶものなしだねえ。
[92] ナガフキン 2004/04/27 13:43
>>89 siren: ギミックは、どんな仕掛けがあるんでしょう?
表ジャケが切り抜きになってて、インナースリーブのセンスのいいメンバーの写真が覗けるってだけのことだけど。
このスレッドでは、ふだんはまじめに(?)ジャケット解説をやっていたのですが、この時期は常連オンリーの息抜きでした……。それでも、ジャケット担当のデザイナーや写真家や画家の名前が出てくるあたり、マニアックなスレッドでなければ、みたいなスタンスを保守しようと頑張っていたんだなぁと感じます。
関連スレッド:
ヒプノシス→ロックファン観光名所…ジャケット勝手にベスト5シリーズ(1)











