音楽はダメになった? | ソロ・ベーシスト奥田治義のblog

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「音楽はダメになった?」みたいなblog記事をFacebookで見かけた。

Facebookの知り合いが「いいね!」してたので、たまたま目に入ったんだけど、そのblogを書いた人を直接知ってるわけじゃないので、引用もやめた。

まあ、主旨は

「音楽は70年代でエネルギーを失っちゃって、今、まともなモノは無いよね♪」
「だけど、今の若い世代がもう一度70年代のリバイバルをやる傾向があって、歓迎の方向で♪」
「方法論だけど、デジタルでなんでも出来ちゃうのってどうよ?一発録りの緊張感にこそ、奇跡が起こるんじゃね?」

って感じ。

同意出来るところもあるし、???なところもあるし。

先ず、「音楽はダメになってなどいない。」ということ。

ジャンルやカテゴリーに拘るなら、確かに終わってるのもあるよね。

ロックなんか憧れのアイドルの真似ばかりで、中学生の「自己同一化」現象(笑)しかない。

そんなんでカネ取んなよ!(爆)

ジャズも殆ど終わってる。

「ハイ、テーマぁ~アドリブ回すよ~オッ、そのフレーズ○○みたいで渋いねぇ~よっしゃあ、ドラム頑張れよ!~オーケー!テーマね~♪どうよ、これがジャズでしょ♪」

チーン…ナンマイダブナンマイダブ…

「俺はさぁ、上手い下手じゃなくてさぁ、味で勝負してっからさぁ♪」

あのぉ~…単に弾けてないだけなんじゃないですか?先生…

………………

うぅ~、困った。
こんなのばっかりじゃん。

だけど、少し世界に目を向けると、確実に新しいモノはある。

今さらだけど、新ウィーン楽派以降の音楽の進歩たるや。

ジョン・ケージがいて、オリヴィエ・メシアンがいて、その弟子たちがやってることなんて、素晴らしい進歩なわけで。

演奏技術だって、もう飛躍的に上がってて、その先の地平線を予感したら、全く違うモノが生まれる可能性だってあるわけだし。

一体、何を聴いたら「音楽はダメになった?」と言えるのか。

若い感性で70年代の音楽をやったって、進歩とは言えないことに気がつかないとね♪



(写真はジョン・ケージのインタビュー集と新ウィーン楽派の祖、シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」)