エレクトリック・ベースの左手3 | ソロ・ベーシスト奥田治義のblog

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写真は右が低音部、左が高音部です。
低音部では全音を人差し指と小指で押さえます。
高音部では全音プラス半音を人差し指と小指で押さえます。
手が驚異的に大きい人はこの限りではありませんが。


まあ、そんなことは誰でも教えるし、知っていることです。
音程を司るのが左手だと。

実は、僕も本当に長い間、音色や音質は右手でコントロールして、左手は関係無いと思い込んでいました。

もちろん大部分はそうなのですが、この数年で左手の与える影響の大きさに気が付きました。

以前から師匠に教わってはいましたが、実際に自分の奏法に取り入れて、自分の音楽に反映出来るようになったのは、ここ数年です。

特に倍音のコントロールに与える影響の大きさは、とても大切です。

エレクトリック・ベースは撥弦楽器(弦を弾いて音を出す。)なので、一旦音を出すと、その音符の長さの間、音色に関わるのは左手なわけです。

その中で強調したい倍音や、響かせたい倍音、カットしたい倍音のコントロールはもう左手でしか出来ないのですね。

これを左手の押さえ方の中でコントロールしてやるのですが、このコントロールの基本は耳にあります。

耳が基音と倍音を聴き分けることが出来ないといけません。

その上でコントロールするのです。

それには、このblogでも度々出てきますが、

「遠くに弾いて、遠くに聴く。」

ことが出来ないと、到底出来ません。

そしてそれはトレーニングで獲得出来るのです。
かつての僕がそうだったように。

そして右手と左手のコンビネーションで、豊かな音質と音色を使って、表現出来るようになります。




と、こんなことを書いても無駄なことは良く知っています。

特に広島では。

広島で聞きに来たのは、一人しかいません。
しかも若いギタリスト。

みんな上手になりたくないのかな?