先日友人のM君が亡くなりました。彼は会社の同僚であり一緒にやっていたバンドのメンバーでもありました。放送局勤務時代は社内でバンドを結成し番組対抗バンド合戦をはじめ様々なイベントで演奏を共にしてきました。当時このバンドでの演奏は勤務として扱われていました、ギターを担いで出勤しようとするとカミさんから「ホントに仕事に行くのー?」と言われたものです。
 退職して何年か経ち現在のボランティアグループHALBE NOTEに加わるわけですが、並行して高校生のころギターを始めるきっかけとなったベンチャーズバンドを結成しようとM君に声をかけました、それからは月一回の練習、その後の飲み会、正に至福のひと時でした。
 3年前に病に倒れ、ひたすら彼の復帰を待っていました。そんな中、奥さんからの知らせに声を失いました。奥さんからは音楽葬にしたいとの希望があり他のメンバーと演奏をすることになりました。
棺の傍らには彼の愛用のベースが置かれていて、それを目にした途端に涙が溢れてきました。
 心を込めて演奏した後、「今までありがとう、またいつの日かベース弾いてくれるかな」そう声をかけました。