今年は12月25日の演奏をもって活動を終了しました。振り返って見ますと春にはフルートの高田氏が入院のアクシデント、ということで倉澤、久保田のギター2本での演奏を余儀なくされました。そんな中いつも訪れているデイサービスのMさんにフルートの代役を務めてもらいました。さすが音大出身、渡したスコアで直ぐに演奏できるのはさすがですね、私などは譜面の初見がききませんから耳から音を拾って指に覚え込ませるというやり方しか出来ないのでこういった人は思わず尊敬の目で見てしまいます。
 最近は少しはスコアを読めるようにはなったものの演奏時は譜面を見ているものの、コード名とリピート記号を見ているだけというのが実態です。
 今年は念願のミニコンサートを9月に行うことができました。やはり普段の演奏と違って緊張するものです、今回はカミさんにも動員をかけましたが、正直なところ身内の前で演奏を披露するのは照れますね、なんとか多少のミスは誤魔化しつつも無事終えた時は安堵感と達成感でいっぱいになりました。
 翌、カミさんと街を歩いていたら年配のご婦人から「昨日はすてきな演奏をありがとうございました」と声をかけられました。それを見たカミさんから「あなたも顔知られてきたじゃない、この辺りじゃ悪い事できないわね」・・・おいおいオレは犯罪者かっ!
 年末には倉澤氏の二か月間の離脱がありました、クリスマスを控えたこの時期は毎年演奏依頼が多く飛び込むシーズン、頭をかかえました。なんとか二人で出来るように曲のアレンジを変更したり欠けてしまうギターパートを入れたマイナスワン音源を作成して臨むことにしました。クリスマスナンバーと
して新たに「ウインター・ワンダーランド」も加えてみました、この曲はメロディー譜を持っていたのでそれにコードをつけフルートとギターパー、トそしてベース&パーカッションをプラスしたものを作成しました。最近はアレンジ作業も慣れてきて3日ほどで完成しました、頭の中に曲の完成形がイメージされているときはサクサクと出来てしまうようですね、この曲を含め「聖夜」「そりすべり」「砂山」「津軽海峡冬景色」等、最後に「アマポーラ」「ベサメ・ムーチョ」といった構成を考えました。今月はこれで3回の演奏を行い、活動終了となりました。
 来年も体調を維持して続けていけたらと思っています。