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最近トマトがブームである。2月にトマトがメタボに有効というTV報道がなされ人気に火がついた。
そのため、同社の業績も第3四半期までの累計業績が2.8%減収、7.0%営業減益であったのに対して、通期では0.7%減収、6.1%営業増益と増益に転じている。第4四半期だけを取れば前年同期比7.2%増収となっている。いかにトマトブームがプラスに寄与したかわかろう。
そうはいうものの、やはりブームであり、いつまで続くかは読みにくいということで、2013年3月期の業績予想は5.5%増収ながら、0.4%営業増益と、利益面は横ばいを見込んでいる。
同社の長期的な業績推移を見ると、ほぼ30年間、営業利益ベースで20億円から60億円の間で推移した後、2000年代の半ばから60億円から100億円とゾーンを切り上げてきた。
この背景にあるのが野菜飲料市場の拡大である。
下の図にあるように2003年から2007年までに野菜飲料市場が、1281億円から1850億円に拡大する中で、同社の連結営業利益も2.5倍以上に拡大した。 ところがその翌年、野菜飲料市場に急ブレーキがかかると同社業績も大幅に失速した。
このように見ると、同社のトマト系調味料と比較して、野菜飲料やトマトジュースといった健康食品は売上の変動がかなり大きいことがわかる。
そしてこの面から考えると、今回のトマトブームは依然走りの段階にあり、今後さらに拡大する余地は大きいように思われる。
それによって同社業績も上振れの可能性があろう。
しかし、過去の傾向を見るとブームが去るのも意外に速いこともあり、そういったリスクをはらんだ業績拡大と見ておくのがいいだろう。
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