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6月1日に伊藤園(2593)が2011年4月期連結業績を公表したので、その報告をする。
2011年4月期連結業績は5.6%増収、42.0%営業増益、41.5%経常増益、28.0%純利増益となった。
同社は第2四半期終了時点で期初計画を増額修正していたが、その値を大きく上回る増額修正で着地した。
もともと前期は猛暑によってウエイトの高い上期に大幅な増益であったのに対して、第2四半期に増額修正したとは言うものの、控えめな増額修正であっため、結果的にはさらに上積みとなった。しかし、実際はその猛暑効果を除いても同社は飲料業界の中で相対的にかなり好調であったと言えよう。
同社は日本茶と野菜飲料が二本柱だが、ここ数年両市場とも不振が続いていた。
日本茶に関しては、終わった期も数量で5.8%増、売上高では0.1%にとどまったのに対して、野菜飲料が数量で17.1%増、売上高で10.6%増と回復したことが業績好調要因の一つである。
加えて、これまでは弱かったコーヒー飲料や紅茶飲料でもブランドを確立し始めたこともさらに業界内での地位向上に寄与した。
タリーズブランドを中心に展開しているコーヒー飲料は数量で11.4%増、売上高で14.9%増と二ケタ増を達成。さらにTEAS’ TEAブランドで展開する紅茶飲料が数量、売上とも約50%の伸びとなった。
このような商品展開の好調から、去年、飲料数量で3強の一角であるキリンビバレッジを抜いて、いよいよ3位に躍進したと思われる。飲料業界は数量効果が働きやすい業界であるため、この躍進によって、さらに収益性を高めるチャンスが来たとも考えられよう。
なお、前期の震災関連損失は、東北地域を中心とした自動販売機や棚卸資産の減失などの被害を5.28億円計上。この費用には被災地への飲料供給および義援金の1億円が含まれている。
前期の好調は単体決算を中心とする国内飲料の好調にけん引されたものであるが、連結子会社の米国伊藤園、タリーズも好調であった。
単純に連結と単体の数字の差をとると、売上高は9.1%増の221億円、営業利益は75.7%増の20億円となっている。
この営業利益は連結営業利益の11.5%を占めるものであり、いよいよ国内飲料以外の事業が連結に本格寄与し始めたと評価できる水準と言えよう。
今期の会社計画は2.4%増収、1.8%営業増益と去年の猛暑効果を考慮すれば、ほぼ妥当範囲の予想となっている。
なお、同社株には普通株より配当金が10円多い代わりに議決権のない優先株が存在する。下の表は優先株と普通株のバリエーションを比較した表である。
なお、伊藤園の本質的な強さや優先株に関してはより詳細な分析を行い、レポートを作成している。
http://cherry100.mods.jp/ra/s/91
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http://ameblo.jp/halariga/entry-10895623457.html
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