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2月9日に公表された加藤産業(9869)の2011年9月期第1四半期(10-12月)連結業績の報告をする。


2011年9月期第1四半期連結業績は5.4%増収、14.7%営業増益、14.1%経常増益、4.0%純利増益と引き続き順調な決算となった。




株式投資をファンダメンタルから極める-20110212加藤
(上の表はクリックすると拡大できます。)


このところの食品関連企業の業績動向を見ると、メーカーがやや苦戦しているのに対して、小売業、卸売業は順調である。


メーカーの苦戦の背景は数量が伸びない中、コストがじりじりと上昇していることにある。


一方、小売業は安売り競争に対する疲弊感およびコストアップもあって、安売り継続に対する警戒感から無理な安売りはしないでおこうというスタンスである。


消費者の消費行動は依然安い商品を志向しているが、日常の買回り品に関しては頻繁に購入先を変えるという行動をするわけではない。


よって、現時点は食品流通段階における競争がバランスを保った状況にあると言えよう。


最近、あまりマスコミなどで、食品関連小売業の安売りの話題が出ないことがそれを端的に表していると言えよう。


そのような背景から卸売業の業績も順調に推移している。


これは、同社だけではなく、先般報告した菱食(7451)の場合も同様である。

参考:http://ameblo.jp/halariga/entry-10793906995.html


同社では前期までの業績急回復および2010年10月のたばこ増税による9月末のコンビニに対する駆け込み需要の反動を考慮して、2011年9月期の業績を利益項目ほぼ横ばいと慎重に見ていた。


しかし、第1四半期の営業利益の伸び率が二けた増となったことから、今期計画の増額修正の確度は高まったと考えられるのではなかろうか。



なお、日本では卸売業は不要という考えも依然根強くあるが、現実の卸売業は必要不可欠であり、むしろその中の勝ち組は成長企業と考えられる。


その点に関しては、ブログで詳細に述べているので参考にしてもらいたい。産業分析(1):卸売業http://ameblo.jp/halariga/entry-10414383410.html


もしくは、卸売業のレポート:http://ameblo.jp/halariga/entry-10696011683.html


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