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さて、サイゼリヤの決算説明会に行って1週間ほど後に、ドトール・日レス(3087)の決算説明会に行った。このところ株価が上昇に転じていたこともあって、当日になって急遽会場を変更するほど、来場者が多かった模様である。ただし、この2社の社長のプレゼンテーションは両極端な印象のあるものであった。
ドトール・日レスは今回中期経営計画を公表し、その説明を説明会で行った。その内容は、いかにも経営企画が作った書生の議論ぽいところが感じられるものであった。つまり、サイゼリヤと違って具体的な表現があまりないという意味である。そのため、実際その計画の可能性をイメージし難いのである。
かつて、私が所属していた企業でも、経営企画、社長室といったところがそのような計画を立てていた。しかし、彼らの任務は計画を立てるところで終わりとなる。そして、経営者はその計画を丸呑みで承認し、そのようにするようにで終わってしまう。後はそれぞれの現場に任せられる。しかし、計画を推進させる仕組みがないことが多く、結果として各現場がその計画を実行しているかどうかがチェックできない。計画が具体的であれば、それなりにチェックも働くが、現場から遠い経営企画が作るものだから、具体的には作れない。すると、各現場で都合のいいように解釈されて、結果的にその計画は絵に描いた餅に終わることが多い。
つまり、決算説明会の席上で経営者が説明する内容が、われわれの頭に具体的に絵が浮かぶようであれば、その計画は信頼性があり、頭に雲が浮かんでしまうような話は信頼できないということになるのである。
その面から言って、今回のサイゼリヤとドトール・日レスの印象はまったく対照的であった。今回だけではなく、おそらく次回もその次も同じなのではないかと思われる。以上から考えて、経営のクォリティ、ひいては中長期的な業績といったものは、サイゼリヤのほうが優れている可能性が感じられる。
さて、一応そのような結論を出すのではあるが、それと中期的な株価動向は別物である。つまり、ここで述べたことは、個々の企業の本質的な部分である。しかし、株価のリターンは、企業の業績動向と投資を開始する時点の株価水準に大きく影響を受けるためである。
まず、企業業績について考えた場合、ドトール・日レスは特に比較的単価が高い日レス事業が、このところの消費不振の影響を強く受けてきた。そのため、世界景気に後押しされる形で、内需消費が多少でも明るくなれば、その恩恵を受ける可能性が高い。一方、サイゼリヤの場合、不況下においても好調であり、しかもその低価格戦略が注目を集め、不況下ゆえにマスコミにももてはやされた。今後、景気が回復したからといってアゲインストにはなるわけではないが、株式市場からはこれまでも高い評価を受けてきた面がある。よって、当面の株価動向はややドトール・日レスに分があるのではないかと考えてきた。
実は、今回の分析において、これだけサイゼリヤを評価しながら、今まで推奨してきたのはドトール・日レスであって、サイゼリヤではなかった。
それは、ここでも述べているように、スタート時点の株価水準と外部環境を考慮してのものであった。つまり、ドトール・日レスの株価はBPSを大きく割り込んでおり、しかもアゲインストであった外部環境が、フォローまで行くかどうかは別として、アゲインストの風が弱まっていたためである。
さらにドトール・日レスの場合、ここまでは悪いことばかり言ってきたが、実はさすがと思っている部分もある。終わった2010年2月期は連結ベースの営業利益は4.1%減益であったが、ドトールの営業利益は3.3%増益となっている。ドトールの既存店の前期比が7.0%のマイナスであったことを考えると、よほど管理をしっかりしないと増益は難しいはずである。その点はなかなか感心できることである。さらにこれだけの厳しい環境下においてさえ、9%の営業利益率が維持できていることは立派と言えよう。
つまり、このような背景があれば、業績が回復してくると当然プレミアムまでつく可能性があるためである。
さて、今回はサイゼリヤの分析という表題でありながら、主としてドトール・日レスの話となってしまったが、ある企業を分析するときに、他の企業と比較してみることは非常に有効であるという例を示した。次回は株価に対する考え方を述べ、サイゼリヤの企業分析の最後とする。
なお、サイゼリヤとドトール・日レスの決算速報をそれぞれ掲載しているので、参照してもらいたい。(決算速報:サイゼリヤ 、ドトール・日レス )
また、ドトール・日レスの推奨背景の詳細はこちら 。
企業分析:サイゼリヤ(6) に続く
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