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五感を使ったアプローチの3回目である。五感を使ったアプローチが有効に働くためのひとつの原理原則は、天邪鬼的な考え方がベースにあることだ。せっかく五感を使ったとしても、他の多くの人と同じことしか感じられないのであれば、そこから何か新しい価値のある発見は生まれない。仮に新しい発見があったとしても、単に自分が知らなかっただけで、他の多くの人はすでに知っているということでは、投資という面において価値はないことになる。
例えば、多くの人が知っていることかどうかは、日々のニュースから知ることができる。例えば日経新聞が小さな記事を書いているうちは、まだあまり世の中で認知されていないと考えられ、日経がシリーズのような形でまとめて何回かに分けて書くようなったら、少なくとも株式市場はかなりの程度認識していると考えればいいだろう。そして、飽きるくらい書き始めたら、今度は逆方向のことが起こり始める可能性を探るのである。もちろん、いつもそこに答があるわけではないが、そのようにして発見した新しい芽は価値を生む可能性が高い。
さて、このところしばらくの国内消費の見方は、消費不振、低価格化、消費関連企業の業績低迷である。ただし、二極化が起こっており、低価格で収益を生む仕組みを構築できた企業は好調だが、その他大多数は不振というものである。一方で、新興国の経済は好調であり、新興国で収益を稼いでいる企業は注目されるという論調もある。3月8日付の日経紙1面の特集も「企業 強さの条件 第2部 サムスンに追いつけ3」である。内容は日本企業で中国に着実にブランドを築いている企業があるというものになっている。
これを読むと思わずコマツやダイキンの株を買いたくなるような記事だ。しかし、改めて株価を見ると、1年ほど前の底値との比較でダイキンは倍、コマツは3倍になっているのである。結果論として、このまま新興国の景気が減速することなく拡大すれば、これらの株に投資すればそれなりのリターンは得られるのかもしれない。しかし、それは自分が感じた記事内の付加価値で得られたリターンではなく、新興国の景気拡大が期待以上に継続したという部分に対する依存度が高いものである。つまり、自分の判断が何を評価しているのかは常に意識しておかなければならない。
一方で、世界的な産業景気に対しては次のような見方があることも認識しておく必要がある(参照URL:スケアクロウ経済研究所:「ハイテクに警戒シグナル ?」)。
さて、話は先に触れた国内の消費不振に戻る。もう長いこと消費は不振と言われ続けてており、多くの人がそれは当然のことと思っている。ここで、世の中の考えていることと逆のことが起これば、そこから高いリターンが得られる可能性がある。一方、それが外れたとしても、市場の期待が小さい分、損失も限定的である。そのような観点から、自分の五感を働かせ、消費回復の芽を探すのである。
そのような意識で過ごしていた最近の土曜日、やや遅い昼食をとりに午後1時45分に近くのデニーズに行った。その日は、雨にもかかわらずなのか、雨故にかはわからないが満員で、10分ほど待つことになった。ちょっと、意外感があり、ひょっとすると消費は立ち直り始めているのかなと感じた。
次に、同じ日の夜、ガストに行った。時間は午後8時30分であったが、やはり順番待ちとなっており、私の前に4組ほどが待機していた。あれっ、と思いながら店内を見渡してみると、実は満席ではなく、片づけが間に合っていないのである。そのガストは100席あまりの店であり、フロアを5人で仕切っていたが、お客さんが帰っても片づけができなかったのである。しかし、仮にここ数年でぎりぎりまで人を減らし続け、その均衡点を探っていたとすれば、この状況は瞬間的には儲かる可能性があるのではないかと考えられる。
また、不況下でも好調組であったサイゼリアでも同じように、日曜日の18時半辺りからかなり混み始めた。席数が160に対して、フロアは6人程度で仕切っており、プラス調理場の人がお手伝いという感じで7人なので、ガストがとりたてて少ないというわけでもなさそうである。
まず、ここまでが五感で感じたことである。そこで、ひょっとすると、消費は回復し始めており、上の例でもわかるように、企業が不況対応でコストを絞ってきているので、たとえ前年同期比ベースの売上が増えていなくとも、減少傾向にブレーキがかかるだけで収益が好転する可能性があるのではないか。これが仮説である。そして、次がデータの検証となる。
下の表は自分が興味を持っているいくつかの外食、中食企業の既存店の月次伸び率推移を示したものである。伸び率推移の傾向によって、二つのグループに分けている。
この画像の変化組のデータからわかるように、前年同月比ベースの売上は昨年10、11月辺りが最悪期であった可能性がある。一方、好調組のトレンドは特に大きく変わっていない。もちろん、現時点においては断片的なデータであり、今後まだまだ検証しなければならないことは多い。しかし、完璧なデータが揃う頃には、大方相場は八合目となっていることが多いことから、自分で調べる分には、スタートとしてはこれで十分であろう。
ここから先は、さらにデータを充実させることと、特に今まで悪くて、これからよくなりそうな個別企業を絞り込んでゆくことである。ただし、私が分析してブログを更新するのを待つのではなく、皆さんが自分なりに分析して、発見をする必要がある。ここまで、方向性が示されれば、後は自分なりに検証して、納得すれば銘柄を絞込むだけである。自分の好きな企業を上の表に付け加えてみてはどうだろうか。
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