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二回の分析作業によって、長期業績推移のグラフが完成した。ここから、本格的な分析作業に入る。まず、売上高、営業利益推移を概観する。




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なお、このグラフはクリックすると拡大できます。



 この間、売上高は順調に増加しているが、営業利益は2002年度をピークに、2005年度まで悪化している。その後、2006年度、2007年度と業績が回復し、2008年度に再び悪化して、2009年度に大幅な回復を見せ、2010年度はほぼピーク利益と同水準の会社予想となっている。



まず、このグラフを見て、食品の主要企業にしては業績のブレが大きいということに気付いたとしたら、かなりの通である。つまり、景気変動の影響が大きな企業、例えばエレクトロニクス、鉄鋼や素材化学などは、大幅な黒字や赤字を繰り返すことがあるが、食品企業には業績がほとんど変動しないような企業もある。もちろん、このようにポイントを指摘することが直ちにできるようになるわけではない。いくつかの銘柄を調べることによって経験が蓄積し、わかるようになるのである。最初は、当然そこまではわからない。




 キユーピーを見ると、1997年度に120億円の営業利益が2002年度には180億円となり、2005年度には130億円まで落ち込んでいる。そのうち、この業績変動の要因を探ることにするが、今はさらっとした理解にとどめておく。




 ただし、そのような要因を調べる場合もいきなり細かいことに踏み込まないのが肝心である。個々の企業の細かいことを見始めるときりがないのである。いかに、キーファクターにたどり着くかということがポイントになる。もちろんそのためには、世の中で起こったことが頭に入っているのがベストである。特に経済情勢や為替、原油など企業業績に大きな影響を与えるファクターの長期トレンドはイメージできるようにしておいたほうが良い。ここでは、この1997年度というのが実は経済面で大きな出来事が起こっている。それは、アジアの金融危機である。それが影響しているかもと頭をよぎるようになったら立派なものである。この点については、後に少し触れることにする。




 一方、個別企業の事業内容から、この業績変動の要因を推測してみることも重要である。ホームページにあるさまざまな資料から会社のイメージを掴み、何が業績に影響を与えたかを想像してみる訓練は必要である。ただし、この段階ではまず、常識として、キユーピーはマヨネーズの会社であり、マヨネーズはタマゴ、植物油脂、酢でできていることがわかれば十分である。そして、その中で圧倒的に植物油脂のウエイトが高いことがわかればさらに上出来となる。ここで何か気付けば上出来であるが、今はそこまで気付く必要はない。このことがどういうメカニズムで業績に影響するかは、さらに先に行って検討する。




 まずは、ここまでが企業分析の第一歩となる。




 次に行うことは、株価と業績の比較である。本質的には、その企業の株価が何によって動いているかを探すことが、企業分析の究極の目的である。そして2番目は、その株価を動かす要因をフォローすることとなる。中には、企業分析は企業の業績を予想することと考えている人もいるが、株式としての企業を分析する究極の目的は、株式投資を行って、資産を増やそうということである。




 たとえば、ある企業の業績と株価の関係を調べたら、全く関係がなかったとしよう。もっと別の要因で動いていたとする。それにもかかわらず、エネルギーをかけて業績を分析してもあまり意味がないのである。



株価と業績の関係を分析するのはやや手間がかかるので、今回はここまでとし、株価と業績の関係の分析は次回に行うこととする。




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