かなり衝撃的なタイトルですが、本の帯には「不安のない社会への処方箋」と書かれています。
書かれている内容としては、社会保障制度についてで、健康保険、年金問題、雇用制度など
現在日本が陥っている問題について、事例や統計情報などを例に解説されています。

ただし、この本のすばらしい所は、これらの問題に対して不安を煽るだけでなく、
著者の問題解決の処方箋が後半に出てくるところです。

目次
第1章 小泉改革の功罪
第2章 穴だらけの雇用・所得のセーフティネット
第3章 医療セーフティネットの崩壊
第4章 問題だらけの日本の年金制度
第5章 ここまできた日本の貧困問題
第6章 貧困社会への処方箋-崩壊か、存続か、社会保障改革の選択肢

私の様な30代未婚にとって年金問題や医療保険の問題は、まだ実感のない
ところですが、やはり現時点で如何に改善していくのかは、政治家のみなさんに
深く検討して頂きたい。
この本は、日本という国の危機感を煽りそしてそこから立ち直る方法を
分かりやすく提示してくれいています。

ちょうど社会保険庁の問題で大騒ぎしていたころ、年金貰えないなら払わないと
強く思っていました。(現在は払ってますよ)
ただそれはマスコミが流す情報に流されていただけで、本質の理解とは程遠いものだったと
今更ながらに自覚しました。

やっぱり知識は財産ですね。(← この言葉は次の記事への布石です。)


大貧困社会 (角川SSC新書)/駒村 康平
¥819
Amazon.co.jp