病院で死ぬということ
皆さん。
突然ですが…。
皆さんの人生の中にも
この人やこの言葉で
この出来事があったから、
人生めちゃくちゃ変わった！
そんな経験、ありませんか？
ね。
あれこれ、
ご自身の人生を辿っていくと…
みなさんにもきっと有ると思います
良いも悪いも。
「病院で死ぬということ」
これは
わたしが高校生の頃に出会った本。
わたしの人生を大きく変えるきっかけとなった
大切な一冊です。
少しだけ、本をご紹介。
不必要な延命治療
(最期の心臓マッサージ，気管挿管など)
病名告知を行わないこと。
当時、当たり前だったこれらのことが
どれだけ
人間としての尊厳を奪う行為なのか。
愛し，愛される自分として
最期を迎えることができないことの
悲しさ。
無念。
恐怖。
このことを
世間に知らしめた衝撃作。
そして、なにより
生きることの尊さを。
生きること、
死ぬことと
向き合うことの大切さを
伝えた愛ある物語
わたしはこの本を読んで
最期の時に
声に出せなくなる
想いを
願いを
聴ける人になりたい
最期の時まで
その人がその人として
生きていて良かったと思える人生であるように
支えることができる人になりたい
と
緩和ケアの看護師を目指したわけです
(遠回りをしながらも。)
そんな、
わたしの人生を変えた本の作者、
山崎彰郎先生の講演会が
先日、オンライン上で開催され、
参加させて頂くことができました
とっても優しく穏やかな
語りの先生。
ホスピスを立ち上げ
その後は
在宅での看取りをささえつつ。
地域の子育て支援にも力をそそぎ。
そして今は
自らも癌を患うことで
積極的な治療を行うことはないけれど、
生きることを諦めたわけでもない。
そんな人へ
エビデンスのある非薬物療法を
提供していくために、また
尽力を注いでいらっしゃるようです
今日は
そんな山崎先生の講演の中で
緩和ケアの本質について
語っていらっしゃる言葉が、
自分が緩和ケアを目指した
本質にもつながっていたんだな。
と改めて認識することができたんです。
そんな言葉を。
今日は
シェアさせてくださいね
自分のための備忘録として。
人が死に向かうとき、
たくさんの苦しみを抱えると言われます。
それを全人的苦痛とよんでいます。
その全人的苦痛には
身体の苦痛
心の苦痛
社会的な苦痛。
そしてスピリチュアルペイン
宗教的な霊的な苦痛。
この4つの苦痛が存在しています。
その中でも。
スピリチュアルペイン。
これは以外とわかるようで
わかりにくい苦しみだと言えます。
宗教的
霊的、とも訳されていますが。
信仰というよりも。
物質的ななものでもなく。
人生に大切なものがあると言う信念や
人生の目的や意味
人の統合的な側面が脅かされる苦痛。
そんな風に看護学校や
緩和ケアの書物には記されています。
なぜ、自分はこの世に生まれたのか。
今，この苦痛の中で生きている意味はあるのか。
生きていること自体への疑問や
自分自身の存在感に対する問い。
うーん。
山崎先生は
このスピリチュアルペインに対して
こんな風に表現されていました。
スピリチュアルペインとは
病気をしている自分を受け入れられない状態
歩けなくなった。
1人では何もできなくなった。
息をするのも
ベッドに横になっていることすらつらくなった。
そんな自分を
受け入れられない。
こんな自分じゃ
生きている価値がないと思う状態のこと
人生の危機的状況の中で
その人が
その状況にいきる自分を
肯定できなくなった状態のこと
わたしはこの話を聞いて
スピリチュアルペインは
なにも病気をしている人にだけあるものではなく
自分自身も幼い頃から持ち続けていたこと。
そして身体が健康であっても
誰が抱えていても
おかしくはないこと。
このことに改めて気付いたわけです。
わたしは
高校生の頃から。
幼い頃から。
自分自身をありのままに
受け入れられていませんでした。
失敗する恐怖
人からどう思われるかの恐怖。
いつも不安でだったんです。
そんな自分が嫌だから。
明るく振る舞ったり
いつもニコニコ笑顔を振る舞っていました。
ありのままの自分じゃ
恥ずかしい
ダメだと思っていたからです
だからこそ、
病院で死ぬということを読んで、
その人らしさを全うできない人の最期に
自分のことのように悲しみを覚え。
その人らしさを全うして亡くなっていく人の
最期には、感銘と勇気を受け取り、
誰かが、こうあるための
お手伝いをわたしもしたい、と
強く思うようになったのでしょう。
なるほど。
わたしは
スピリチュアルペインを抱えた
自分を。
そして同じような誰かを
助けたかったんだ。
どんな自分でも
どんな状況でも
それが今の一番で、
今が幸せなんだ、と
これがわたしなんだと
このわたしで良かったと
感じることができるように。
そして、
そう感じることが
結果出来なくても。
それでも良いんだと
感じることができるように
そのためにただ
力を注ぎたいんだ。
と腑に落ちたんですね。
わたしの人生のテーマは。
ありのままの自分を
受け入れられない
辛さを癒すこと。
そして、
ありのままでいいんだ
という確信を得ていくこと
なんでしょう。
この自分の課題を満たすために
わたしは看護師を目指したし
今の活動も細々と続けています。
ね。
人の為、誰かの幸せの為
生きていきたいと思いつつ。
人はみんな
結局
自分の仕事に
自分のいきざまに
自分の人生の課題を
乗せているのかもしれません。
そう。
山崎先生のお話は
また、今。
この歳になって改めて
自分の人生の課題を見つめ直す
きっかけとなったのでした。
1人の田舎の高校生だったわたし。
ただの看護師6年目のおばちゃんのわたし。
そんな1人の人間の人生を
そっと後押しし、
そっと光のある道を照らしだす
不思議ですよね。
人の持つエネルギーって。
誰かに伝えたい想いって。
山崎先生とわたしはまったく
縁もゆかりもないのに。
お出会いしたこともないのに。
言葉ではうまく表現できないけれど
こうやって
エネルギーの循環は起きるのだということも
改めて
感じることとなりました
なのでね。
今日はこのブログの場をお借りして。
山崎先生への感謝の気持ちを届けたいなと
このブログを書いたわけなのです。
皆さんも
そっと
いまの仕事や
日常生活にどんな
ご自身の想いや人生の課題を乗せているのか。
少し考えてみてはいかがでしょうか。
こんな仕事好きでやってるわけちゃうよ
そんな方も
もちろんいらっしゃるでしょう。
でもそこには必ず。
あなたの人生の課題を示してくれるものや
あなたの人生で大切にしていることが
あるんじゃないかな、と思います。
どんな仕事であっても
どんな状況であっても、です。
あの頃の
あの経験が
あの人のあの言葉があったから。
今こうしているんだな。
そう思えたら今のあなたは
めちゃくちゃ満たされるし
そんな経験ないから無理！
今も昔もずっっと辛いから無理！
自分にはそんなきっかけもなくただ
淡々と生きてるだけ！
そんな人も。
大丈夫
いま、この経験を
未来へ乗せることだってできるんですもの。
いまを、
かけがえのないあの頃に
変えてしまうことだって
今のこの経験が
きっと
未来の自分を変えていくんだな
そう、決めてしまうこと。
どんな状況下で
どんな危機的な今を生きていようとも。
事実はあなたの想いで
変えることができる。
その状況で生きている
自分のありようを
全肯定してあげる！
山崎先生の緩和ケアの本質は
わたし達が生きる上での
スピリチュアルペインに対しても
まさに
真の拠り所となる言葉ですね
自分を愛せない、許せない そんなあなたへ
自分自身も毒親気質かも。
こんなこと誰にも相談できない。
こんな自分が嫌だ。
とお悩みのあなたへ。
心の内側を話すことで
あなたに癒しと穏やかさを
慈しみの心で
あなた自身の
人生の語りをしてみませんか
過去の自分や出来事を
言葉にしながら
振り返っていくことで
あなた自身であなたを癒し、愛し、大切に
していくことができるように
サポートしていきます！
あなたは
今もまさに完璧な存在です。
そのことに気付けば、
心からの安堵と
幸福を感じることが
できるようになります
一緒に
あなたを縛る
固定観念を見つめ、
自己受容を
深めていきましょう！
子育てが辛く、楽しくない。
子どもを心から愛せない時がある。
怒りやイライラが抑えられない！
子どもにあたってしまったり、
感情的に怒ってしまうことがある。
こんなこと誰にも相談できないし
夫も非協力で話も聞いてくれない！
我が子がこんなわたしに似てしまったり
同じような思いをしてしまうのではないか
子どもの将来が不安…。
友達や近所のママ、家族は幸せそう。
あの子はあんなにのびのび活発に
育っているのに…と周りと比較してしまう。
発達障害やHSP気質で
日々の家事や育児が苦手。
片付けや料理が苦手！
自分が嫌になってしまう…。
わたし自身、失敗と後悔育児を経験。
超絶不器用で、大雑把なくせに
気にしぃで、コミュニケーション下手
なんだかうまくいかない
不器用看護師です。
だからこそ
みなさんのお悩みや心のモヤモヤに
寄り添い、
みなさんと近い立場で
お話しを聴かせてもらいます。
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お話してみて下さいね。
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自分の気持ちに気付くチカラ。
自分を許し、慈しむチカラを
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