10年後のわたしへの手紙
成人式を控えて
10年前に娘が書いた
20歳になった自分に宛てた手紙が
今日届きました。
その内容に悲しさと
切なさと。
そして、
それでも
今
幸せに生きてくれていることへの
感謝をあらためて。
10年前…
元夫と別居し始めた頃でしたね。
わたしの思い込みや執着や依存体質が。
全ての毒が
全ての悪や
全ての不幸が
わたしを丸ごと支配していた時。
わたしから
家族へ
(元夫に対しても！)
毒ばかりを向けていた時
いつも。
辛かったし
情けなかったし
とにかく愛に飢えていました。
わたしも。
そしてもちろん子ども達も
もう、ね。
本当に
自分自身がわかっていなくて。
自分の気持ちも
感情も制御出来ず
その時の自分の感情のまま、
自分の悲しさや辛さにばかり
心捉われていた頃で。
今も
まだうまくあの頃の自分を
昇華しきれていないことに
気付きます
そんなわたしと
一緒にその時代を
生きぬいてきてくれた
子ども達。
後悔や
罪悪感
申し訳の無さ。
自己憐憫。
あの手紙を読んで。
胸が締め付けられました
娘もまた。
悲しさや
あの頃の辛さを思い出して
きっと胸を痛めたでしょうし。
昔の自分が心配したように。
いま、そばに父親がいないことを
悲しい気持ちで眺めているのかもしれません
それでも。
なんだろう。
母として、
娘が今不幸だとは
おもいたくない。
だけなのかもしれないけれど。
娘は
本当は
やっぱり不幸な人生だった、
と、思っているのかもしれないけれど。
子ども達と一緒にその手紙を開封して
おもいのほか切なく
胸締めつける
未来の自分への手紙。
ええーー！
めちゃくちゃ切ないやんかー
パパおらんくなってるけどなー
うわー悲しすぎるー
こんなこと書いたっけー？
なんて
わたしも子ども達もそれぞれ
哀愁を感じながらも。
今の現実を笑いながら
"それでもまあ、幸せよな
"
と、感じることができていたんです。
ほんわか穏やかな
気持ちになれたことも
また。事実
いや…
ね。
本当は娘としては
ただ、
母のわたしに気を遣ったのかも
しれません
でもね。
たとえ
そうだったとしても。
申し訳なさや
罪悪感ばかりを感じなくていいよ。
母親失格だ！
と自分を責めなくていいよ
と
わたしは
わたし自身に声をかけてあげたいと思います。
娘が
どれだけその時に辛い思いをしていたとしても。
今もやっぱり父親がいない環境で
悲しみがあったとしても。
それでもね。
そんな辛い日々を
あなたは
子ども達の側にい続けてきた。
決して良い母親じゃ
なかったかもしれないけれど。
それでも一生懸命に生き抜いてきた。
それだけで
彼女はちゃんと彼女の力で
生きてこれたんだよ。と。
彼女は
彼女の世界で。
楽しみや生きがいをみつけて
生きていて。
未来を切り開く力を持っている
あの辛く切ない子ども時代を
どんなかたちであれ、
生き抜いてきたんだから。
そして。
あの頃は
不幸だと思っていた
父がいない家族の姿になっているけれど
その事実を
そのままに受け止め。
それでも
幸せだと感じる事ができている。
そんなつらかった過去を
泣いてばかりだった自分を
笑い飛ばす事ができている
そう。
なんだか不思議なんですけど。
この過去から届いた手紙は
あの頃の娘からの
ギフトのように感じたんです
ちゃんと、
強くなっている。
ちゃんと、
あの頃より成長してるんだよ。
と、自己肯定感の低い私たちへ(笑)
ダメダメだった
あの頃をおもいだせるように…。
自分都合と言われようが
毒親はやっぱり毒親でしかない！
と、思われようが。
娘の成人式を迎えるにあたり
ああ。
とにかく
よく頑張ってきたね
と、ねぎらいのことばを
わたし自身に
そして娘に。
そして、この20年に。
かけてあげたいと思います。
たくさんの感謝と愛を感じて。
今日は
わたし自身へ。
自分自身の子育てに対しての
後悔と情けなさと切なさを感じることを
許して。
そしてそれ以上こ
希望と。
ねぎらいと
慈しみの心を
届けるためにこのブログを書きました。
追記
大切な宝物は
ママ、パパ、弟。
そう書いていた過去の娘からの手紙。
泣いてばかりいませんか？
と将来の自分に声をかけている娘。
ああ、そうか。
あんなちっさい時から
あの子はちゃんと自分に
優しい言葉をかけれてたんちゃう？
だから、
わたし。
この手紙を読んで
穏やかさすら、感じたのかな…。
そんなこともふと感じたり。
捉え方次第で
悲しく切ないと感じた手紙も
希望と
優しさを感じる世界になる
素敵な素敵な
過去の娘からの手紙に感謝です
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あの子はあんなにのびのび活発に
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発達障害やHSP気質で
日々の家事や育児が苦手。
片付けや料理が苦手！
自分が嫌になってしまう…。
わたし自身、失敗と後悔育児を経験。
超絶不器用で、大雑把なくせに
気にしぃで、コミュニケーション下手
なんだかうまくいかない
不器用看護師です。
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