こないだの飲み会、初エッチの話になって。
もう十数年も前の話だろうに、結構みんな覚えてんのね。
まぁみんな無難な初体験を済ませている中、一人の男の武勇伝が。

その彼の初エッチは高2のとき、後輩のオンナノコと。
自分の家で、家族が全員出かけているという数少ないチャンス。
「今日、うち来いよ。・・・誰もいないから、さ。」みたいなドラマ見すぎな台詞で彼女を誘い、その当時の恋愛マニュアル本『ホットドッグプレス』を熟読してベストBGMなんかかけちゃったりして。

なにげない会話をベッドに座ってしているとき、不意に訪れる沈黙。
みつめ合う二人。
震える手で肩を抱くと、きゅっと彼女が瞳を閉じる。
それに答えるように、カレからのキス。
そして、そっとやさしく、彼女を押し倒す・・。
(・・・ココまでホットドッグプレスのHowToコーナー通り。)
一枚の布切れすらもどかしく、素肌で体温を確かめ合う二人。
童貞と処女の彼等は存在を確認しあうように、一番近い距離でお互いの体の神秘を感じあう。
そして、ひとつに・・。


・・って時、カレ、あまりの興奮に鼻血がでちゃったんだって。
で、『興奮して鼻血』っていう漫画みたいなシュチュエーションがカッコ悪いと感じた彼は、「やっべぇ!唇切ったぁ!!」って叫んでトイレへ駆け込んだらしい。
全裸で。
「えっ!?ちょっと待ってよ!」なんて叫ぶ彼女をまるで無視。
一応鼻血が止まるまで数分トイレにこもってたらしいんだけど、その間もムスコさんはおおはしゃぎで。
ムスコ「ねぇねぇ!早く行こうよぅ!!早く入りたいよぅ!!」
みたいな、ね。
で。
止血完了!いざ続行!!とばかりに意気揚々と部屋に戻ると、なぜか彼女、号泣。
パニック状態のカレ、勃起しながらも呆然。
そこに予定より早く、母帰宅。
泣き声のする息子の部屋を開けると、勃起して仁王立ちの息子と、泣きながら布団に包まってる女の子。
シーツには、血痕(鼻血)。
「あ!いや、違うって!!まだ挿入してないって!!」とあたふたする息子の話も聞かず、母、怒りの鉄拳。
それにびびった彼女、さらに号泣。
それに焦った母、さらに鉄拳。
されるがままに、うなだれる彼。


「まさに、地獄絵図だったよ・・。」
遠い目をしながら語ってくれた、淡い性春。
でもその事件のおかげで、家族が性にオープンになれたってうれしそうに言ってた。
結局その子とも家族ぐるみで何年も付き合ったみたいだし。

・・人生、どう転ぶかわかりませんね!!(?)