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One Plus One

While there life,there is hope.

昨日仕事が深夜12時頃に終わり、中学のサッカー部の友達と会う機会があった。
深夜から会うということもあり昼間に会う楽しみとはまた違ったように感じられた。仕事で疲れていたとはいえ、全くそんなことを感じられることなく時間はあっという間に過ぎていった。  その友達とはちょくちょく地元のトレーニングセンターで会っては話していたが、そこまで深い話はできていなかった。
  地元のファミレスに入り、いろいろなことを3時間ほど話した。お互い大学生活をはじめ約一ヶ月が経ち、どのように変わったのか。その友達も見ないうちにずいぶん精神的にも成長していた。小・中学校と同じだけではあったが昔では想像できないほどだった。「勉強なんかオレには関係ない」とばかり言っていた彼が今やしっかりと「なあ、お前はオレ将来どういしたらいいと思う? 手に収まらないほどいろいろやりたいことがあるんだ。」と僕に話した。だが、今でもなかなか勉強と向き合うことができない彼ではあったがこんな話が彼の口から出るのは正直驚いた。幼い頃からの付き合いだけに信じられなかった。   高校に入り、自分が今何をすべきなのか、これでいいのかどうか。彼は迷っていたようだ。そんな彼を救ったのは友達の支えだった。高校の友達の優しい声が彼をまた一歩先に導いたのだ。友達と共にまた歩み出したのだ。  そしてここまで彼を悩ませたのは今まで続けてきたサッカーを高校に入り最初は続けていたもののやめてしまったからだと僕は話を聞きながら感じた。「お前からサッカー抜いたらお前自身のいいものがそこで薄れて来るんだよ、だから一週間に一度でも二度でもいいからサッカーしろよ。小さい頃からやってたサッカーを少しでもいいからまた始めれば必ずお前のことなんだから本来の自分を取り戻すはずだよ。オレもお前と一緒に小さいころからやってたサッカーを未だに好き好んでやってるんだ。オレと約束しろ。」と僕は彼と固い約束を交わした。他にも書ききれないほどの話があった。
  話をお互いの目を見ながら聞き、熱弁し、討論し。サッカーを通して同じ釜の飯をつつき、厳しい練習にもお互いの肩をたたきながら耐えた仲だった。本当にお互い勉強になり、とても充実していた。 「コイツも昔とはまた違ったカッコよさってのが顔に出てきたな。オレも負けられない。絶対に。今自分がやっているコーチという仕事、勉強などまだまだ始まったばかりとはいえ甘い考えでいては失敗する。これからコイツと一緒に頑張っていこう」と改めて考えさせられた。本当に良い話をありがとう。がんばろうな。

午前4時、夜空が少し明るくなったくらいだろうか。雨が淋しく降りしきる中車で家路を急いだ。    
24ee734c.jpg 入学から一向になかなか時間が作れずとうとうこんな時期までになってしまった。


さて、今日から5月。入学直後は本当に大変だった。施設の利用許可証の発行手続きや教科書購入、履修登録願いの完成など毎日毎日考え悩む時間が多かった。こんなにも大学生は忙しいものなのかと動揺を隠せない・・・  だが、そんなとき手を差し伸べてくれたのは友達だった。   大学に入学し、皆一からのスタートとなり状況は同じだが、友達作りは心配していたものの一つだった。しかしそんな心配も吹き飛ばすほど気の合う友達がたくさんできた。親友と呼ぶべき良き理解者も現れ、毎日つまらない話をお互いしては笑い合い・・・ 今は本当に生活が充実しいるように感じる。   感謝してる。ありがとう。           
あと二ヶ月弱で大学最初の春学期定期試験が行われる。いったいどんな形式でどんな雰囲気の中で行われるのか全くわからない。 現状、今の講義状況からそんな緊張感は伝わらない。だが・・・そんな中だからこそチャンスだ。 みんなが気を抜いている時だからこそ差をつけるチャンスなはずだ。  時間がなく忙しい状況は自分だけではない。少しでも時間に余裕があるのなら机に向かう習慣をつけ、差をつける学習を続けていきたい。
6c1b25a2.jpg4月に入り、ここからまた新しい世界に足を踏み入れることになった。
桜がちらほらと徐々に美しい顔を覗かせている。近所の桜の木も最近の強い風にも負けず、必死で春の訪れを告げようとしている。      もうすぐ大学の入学式。大学の桜は満開に近いようなので早くお目にかかりたいものだ。

さて、仕事の方もだんだんと責任も重くなりはじめてきた。レッスン内容を考えることをはじめ、一人一人のレベルに合わせたアドバイスから細かい球出しのレベル分けなど・・・  今が本当に大変だと感じる。これから大学の講義も忙しくなるというのに、ここまで仕事が苦になっていては到底二つはおろかやるべきことに集中できるのかどうか心配。   そんなときだ。今日たまたまレッスンがすべて終わり、スタッフルームで一息つき、帰り支度をしているといつもはあまり話すことはないフロントマネージャーが話しかけて来たのだ。話しはこうだった。「近藤コーチはこのバイトが初めてなの?もっと気楽にこの仕事をやってみたらどう?そんなに気を詰めて仕事をしていたら長く続けようとした時にできなくなるよ。この仕事は誰でもできるわけじゃないのよ。あなたはテニスのスキルがあるからこそ選ばれた人材なんだよ。それに加え、あなたは他のコーチとどこか違ったことを感じていない?あなたは他のコーチよりも大人なのよ。  近藤コーチのその仕事に対する真面目さと責任感は自分を大きくして、精神的な成長を早めているの。わからない?あなたは良いものを持っているのだから、それを自分で潰すようなことはせず気楽にこの仕事を楽しめばいいのよ。まだ大学生なんだからそこまでピリピリしなくていいんだよ。社会人になればこれは嫌でも経験しなくちゃいけないものだけど、近藤コーチは社会人になっても他の社会人よりも苦労しないだろうね。今経験しているわけだから。  そんなに悩まなくていいんだよ。私でよかったら話は聞くからちゃんといいなよ?」といった話だった。  

僕は普段まったくと言っていいほど話さない相手だったので、ひどく動揺しながらではあるが自分の今の心境がどういうものなのか。仕事に対する意識をこと細かく話した。とても優しい笑顔で接してくれ、非常に驚いたのが正直なところだ。自分のことなどあまり気にしていないだろうと思っていたため尚更だ。だが、同時に自分のことをここまで細かく分析して、とても親身になって話を聞いてくれたのだ。感謝したい。本当にありがとうございました。これから僕がこのテニスクラブでどこまでできるのか未知数ではありますが、このいただいた言葉に代えて必ず貢献してみせます。