久々の更新
あまり読まない洋書で、さらに読まない推理小説
でもアガサ・クリスティの作品は別だったりもします
トリックというトリックはなく本格派を愛する人には邪道と言われるジャンルだからなのかもしれません
で、今回もご多望に漏れずにトリックらしいトリックもないのに最後の最後までだまされちゃいましたね
今作はエルキュール・ポワロのシリーズなんですが、ご存知とは思いますが、まぁ、シャーロック・ホームズと違ってまぁ、なんともこまっしゃくれた感じなんです
金田一耕助のように少々、俗世離れした感じでもなく、明智小五郎のように整然とした感じでもなく
ちょっと、他に類をみない主人公なんですよね
実社会で側にいたなら間違いなく、大嫌いになっているタイプの人物ですねw
先にも触れたようにトリックらしいトリックがない推理小説ですが、そんなものがどうして成り立つのかといいますと、ミスリードがうまいんですよね
何気ない言葉遊びに気が付いたらだまされているんですわ
他にも掟破りみたいなことも平気でやったりと、ほんと読んでて飽きないんですよ
で、この作家を敬愛している日本人作家で森博嗣先生がいるのですが、これまた、ルール無用
読み終わった感想が、「それは卑怯だ」と突っ込みたくなるんですが、話が支離滅裂ではないから悔しい
で、閑話休題
本作に触れるならば、出てくる人間のどれもこれも疑いたくなるような個性派揃い
テンポは正直、悪く、たびたび「なんかなぁ~」と感じてしまうところもありまして、読むのはちょっと苦労しますね
幸い、翻訳がいいのか(蕗沢忠枝氏)日本語的な違和感がなく読めたのが救いかと
そんな訳で少々、くどく思うも内容は面白いので目をつぶります
最後の最後でどんでん返しもしっかりあり、私自身、最後の20ページくらいまでは犯人を読み違えてました
久々に読み終えたわけですが、欲しい本を次々、買うからまだ、10冊くらい未読の本が…
年末年始は読書に耽るかな
