horobi


三浦明博という作家の作品です

この方の作品は初めて読む訳なんですが、私の好きな首藤瓜於や福井晴敏氏、藤原伊織氏、野沢尚氏と同じく、江戸川乱歩賞受賞者、受賞作とあって、ついつい食指が動いてしまいましたね


内容としては戦時中の犯罪が現在の世の中で暴き出されようとし、そして次々と人々を巻き込んでいくという、サスペンス

江戸川乱歩賞の名に恥じないストーリーかと

ところどこで芸の細かい話を盛り込み幅の広さも感じます

しかしながら、それが逆にこの人の趣味というか書く癖に走りすぎたか、表現や余談的要素がくどい印象にも

さらに苦言を申すならばストーリーにしても出し惜しみしすぎて、いざタネ明かしの段になる時にはあくびのひとつも出てくる

先ほど述べた、首藤氏、福井氏、藤原氏、野沢氏の受賞作品(「脳男」首藤氏作46回受賞「TweleveY.O.」福井氏作44回受賞、「テロリストのパラソル」藤原氏作41回受賞、「破線のマリス」野沢氏作43回受賞)に比べると肝心のストーリーもやや線の細い印象も

個人的にはもっと極太のハードボイルド的な要素を含んだサスペンスモノがいいです



でも、北方先生のは男の世界過ぎてまだ、立ち寄れませんw



それでも他の作品を読んでみたく思わせるんだから、俺の語彙では表現のできないよさはありますね