先日、購入した江國香織の『泳ぐのに安全でも適切でもありません』を読み終えたので、その寸評でも…
先ず始めに、読んで気がついたことは
短編集だったことw
いや、ちゃんと裏に書いてありました(苦笑
それはさておき、内容はやはりとも言うべきか一貫して、女性の甘く切なくなるような恋模様を見事に描ききっていると思います
様々な立場で様々なケース、そして様々な相手から織り成す物語は、ほんの少しの痛みとほんの少しのすがすがしさを読者に与えます
なんていうのか、登場人物が生き生きと死んでいるんですよね
変な表現で申し訳ないが、活字の中にすごいリアリティーが溢れている登場人物がいるんですが、どれもこれも哀しい思いを胸にひっそりとしているんですよ
もう、読んでて切ないこと、哀しいこと
江國作品の主な読者は女性でしょうが、男性の眼で読むと
「男性諸氏、女性を哀しませないであげてください」
そんなことが書いてあるように思えます
きっと、このひとも色んな恋愛をしてきたんだろうなーと、しみじみ思う日曜の昼下がりでした